中国暮らしは気楽だけど、そろそろ潮時かなって思ったお話

去年の今ごろも日本へ完全に帰国することを考えていました。

そして、今年も同じくマンションの契約更新のタイミングで日本へ戻るかどうかを真剣に考えています。

中国での暮らしは気楽で、人間関係も良好ですが、コストがかかりすぎます。

そして、わたしのお仕事は日本語教師・・・

外国語を学ぶって、道楽に属することで、不景気になると一気に需要は小さくなります。そんなわけで、わたしのお仕事も激減しています。

今月の仕事量では、来月の家賃も支払うことができませんので、この状態に何ヶ月も耐えることはできません。

この状況にストレスを感じているのは、わたしだけではありません。中国人だって同じです。

わたしの住む街に、現地の人はほとんどいません。

ですから、ここで暮らしている中国人の多くは、仕事や他の理由で別の場所から引っ越してきた人たちです。

そういう意味で、彼らの状況は、わたしの置かれている状況と似ていると言えます。

そんな私たちの悩みも似ています。

生活費は無駄に高いのに、仕事は不安定です。出費を減らそうと思えば、郊外に引っ越すしかないという状況です。

仲良くしていた人が、どんどん市の郊外へ引っ越しています。

4LDKくらいのマンションをルームシェアで借りていたAさんも、最近、市の郊外へ引っ越しました。

今までルームシェアで2500元（約5万円）ほどの家賃だったのが、今はワンルームマンションで1200元（約2万4千円）ほどになったそうです。

家賃以外の生活費は抑えることができますので、安いところへ引っ越すというのは良い方法です。

では、わたしの場合はどうでしょうか？

中国の郊外は、環境が改善されているとはいえ、まだまだ至らないところがあります。

引っ越すことで、家賃のストレスから逃れることができても、別の不都合に苦しめられるように思います。また通勤に時間を取られて疲れ果ててしまうような気もします。

それで、中国の郊外に引っ越すくらいなら、日本に戻りミニマムな生活を志したほうが、身体的な健康にも、精神的な安定にも良いようにも感じますが、どうなんでしょう。

日本に戻ったら、仕事も探さなければなりませんし、住む場所も決めなければなりません。

また、ネコ様を連れて日本に帰ることが、ネコ様にどんな影響を与えるかを考えると、決断するのが難しくなります。

さらに、中国生活で、まだやり残していることがあるような気がするのも厄介です。約10年も中国で暮らしているのですが、十分にやりきったと思えないので、心残りがあるのでしょう。

妻さまにそのことを相談してみたら、完全に行き詰まってからで良いんじゃないとケロッとしています。

彼女の言う「完全に行き詰まった状態」が、どのくらいの状況を指すのかわかりません。でも、自分の置かれている状況が変化しない場合、主体的に状況を変化させる。

つまり、何かしらの決定をして、変化させないといけないなと考えています。

さて、わたしの今後はどうなるのでしょう。客観的な視点と、主観的な視点を保ちつつ、行動していこうと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日！

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