中国人にも良い人はいます!という意見を聞いて感じたこと
良い人もいれば悪いやつもいる。
そりゃその通りです。そして、同じ人物でも良い人になることもあれば、悪党のようになることもあります。
例えば、家族の前では優しいお父さん、でも実は冷酷な裏社会のボスである人なんていくらでもいます。
その人への評価は、家族かそれ以外かで大きく異なることでしょう。
さて、最近とある人が「中国人と長年接してきたが、良い人もいれば悪い人もいる。そして、圧倒的に良い人のほうが多かった」と言ってるのを聞きました。
この人の意見を否定はしません。
わたしだって同じように感じています。でも、わたし前にいる良い人が、すべての人の前で良い人である保証などはありません。
また、良い人もいれば悪い人もいるのは中国人に限った話ではありません。
例えば、わたしの個人的な日本人の知り合いに、マジモノのクズのような人はほとんどいません。もちろん、人殺しも泥棒もいません。
ほぼ全員が善良な市民で、人に迷惑をかけないどころか、困っている人を見れば手を差し伸べようとする人がほとんどです。
そう考えると、「中国人と長年接してきたが、良い人もいれば悪い人もいる。そして、圧倒的に良い人のほうが多かった」と主張する人が、何を言いたいのかわからなくなります。
そんなの当たり前の当たり前のことで、ことさら主張するようなことでもありません。
ほとんどがよい人だから中国のことを嫌いにならないでと言いたいのでしょうか。
もちろん、中国人の犯す犯罪や、意味のわからない行動を見て、中国人はダメだと感じることもあるでしょう。
そういうネガティブな報道は切り取られたもので、真実を正しく伝えていないということが言いたいのかもしれません。
でも、ポジティブな報道だって切り取られたもので、全体を表しているわけではありません。
それで、中国を好きになって欲しいという動機で「中国人のほとんどは良い人だと」いうのであれば、もっと具体的に自分が中国人のどこを好ましく思っているのか説明した方がよいと思います。
ただ、長年中国で暮らしてきて、自分が一緒にいて心地良く感じる人って人種によらず、個人の特質によるものだととますます思うようになりました。
相手がどの国籍かによらず、その人の個性に引かれるかどうかが大事です。
中国人だからとか、日本人だからと好きとか嫌いという偏見を持っていると、素晴らしい出会いのチャンスを逃してしまう気がします。
それで、繰り返しちゃいますが、中国人への偏見を減らしたいと本当に思っているのであれば、中国を礼賛するようなコメントを残したり、日中の架け橋だと公言するのではなくて、もっと個人的なことをオープンにしたほうが良いと思います。
ちなみに、わたしは中国と日本とどちらが好きかと言われれば、間違いなく日本のほうが好きです。
日本人と中国人とどっちと仕事がしたいと聞かれると、これは判断が難しくなります。正直に答えるとご機嫌な人と仕事したいです。
そして、中国人と日本人のどちらがご機嫌な人かと問われれば、どっちもどっちとなりますが、日本人と仕事するほうが自分がご機嫌になりやすいように思います。
その理由にはついては、また別の機会に書きたいと思います。
ちょっと何かを見たので、何が言いたいのかわかりにくい内容になってしまいまして、すいません。
でも最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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