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わたし日本語教師なんです

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日本語教師としての悩みや気づきについて書いたnoteのまとめです。
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#海外生活

仕事量と生活のバランスを考える:在中国日本語教師の日常

2月から市内のIT企業で日本語クラスを担当しています。 月曜日は自由に参加できる初級日本語講座があり、そこで毎回30名ほどの皆さんに日本語を教えています。 すべての方が毎週継続的に参加できるわけではないので、授業は積み重ね式ではなくて、毎回なにかひとつ使えるフレーズを覚えてもらうようにしています。 そして、火曜日と木曜日に少人数のグループレッスンを行っています。こちらは社員がプライベートで設定しているレッスンで、企業内の会議室を借りて授業を行っています。 参加者の熱量

中国の労働契約と日本語教師のお給料のお話

最近、海外で日本語を教える仕事を選び、実際に出国する人が増えているようです。中国にもあたらしい英語教師がアメリカからなど入国したと聞くことがあります。 そこで気になるのがお給料です。 中国の大学などの場合、週8コマほどの授業で月収8000元(16万程度)の募集が一般的です。 16万って少ないなと思うかもしれませんが、寮は学校持ちですし、光熱費やネットの費用も必要ありません。恐らく食事も学校の食堂を使えるでしょうから、授業をしつつ大学内で暮らすことにストレスがなければ毎月