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秋だよ!秋だよ!!と言っている生きものたちに会ってきました。茨城県自然博物館

まだ早いよ。秋はまだいいよ…と言ってしまうくらい
「秋だよ」「秋だよ」と言っている生きものたちに会ってきました

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今回伺ったのは茨城県自然博物館(坂東市)
恐竜の展示で有名な博物館ですが
ボクが推したいのは野外施設の原っぱや森や、水辺です!
こりゃあいい。
多くの公園は草刈りが行き届いていて
きれいさっぱりこざっぱりしてます
これだと虫の住む場所がなくなっちゃうんですね

その点こちらの場合、良い感じにヤブが残っていて
「ああ、もう、わかってるぅ〜!」って造りで感動します
造園管理の責任者さんと居酒屋で語り合いたいくらいです

チョウトンボが舞う水辺

中央にあるとんぼの池でチョウトンボが飛んでいました
チョウなの?トンボなの?どっち?って名前ですがトンボです
羽が広くてチョウのようにヒラヒラと飛びます
ボクはこのトンボを見ると
「ああ豊かな水辺が残ってるんだろうな〜」と思います

秋だよ①ガマ

その水辺にガマがありました
フランクフルトみたいなのがあったら、それがガマです
秋になるとこのフランクフルトが弾けて
中から綿がもわもわ出てきます

もう、そのもわもわに向けて準備完了
「秋だよ」と言っている植物発見です

秋だよ②カマキリ

カマキリの幼虫も見つけました
まだ羽が生えてないちびっこです
ハラビロカマキリの幼虫はいつも腹を曲げていて
その姿がちょっとかわいい

でも、あとちょっとで羽も生えて大人になるのでしょう
カマキリが目立ってくるようになるといよいよ秋の到来です
こんなところにも秋を発見してしまいました

秋だよ③オミナエシ

秋の七草のひとつオミナエシも咲いていました
もろ秋が来ました宣言を受けたようなものですが
そもそも秋の七草は、この暑い盛りに咲くものが多いのです
これは昔の暦のせいで、なにかと季節を先取りしているので
このようにちょっと気を急かしてくるんです

秋だよ④とどめはショウリョウバッタ

とても気持ちのいい園内を歩いていたら
ちょうどボクの足もとにかくれていた
一匹のショウリョウバッタがバタバタと飛んで逃げました
ボクはもうびっくらこいてしまい、変な声が出たほどです

先ほどのカマキリ同様
バッタは幼虫の頃からバッタの形をしていて
大人になると羽が生えてきます

飛んだってことは羽が生えたってこと!

げげげ!もう秋確定じゃん!という驚きだったわけです

まとめ→もう秋です

旧暦は季節を先取りしていると書きましたが
ちょっと丁寧に自然を観察すると
たしかに暦通りになっていると気付かされます

それもそのはず8月7日は立秋でした
どうあがこうが、一歩一歩秋に向かって進んでいます

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