【GW特別編#07】ハクセキレイの特徴と描き分けポイント|自然ガイドが教える観察と表現
こんにちは。自然ガイドでクリエイターのくますけです。
ボクは毎日自然の絵を描いていて、よく観察することが良い絵につながると強く実感しています。これは、自然ガイドと一緒に絵を描きながら生き物の魅力を発見するシリーズです。
今日ハクセキレイに注目をして、その特徴と描き分けのポイントを紹介していきます。
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ハクセキレイの特徴|A4サイズの、神話の時代からの、フリフリ
A4用紙をご用意ください
ハクセキレイの体長は約21センチで、これはA4用紙の短い辺の長さと同じくらいです。もし、ハクセキレイを捕まえて(本当に捕まえないでくださいね。想像の中でお願いします)横に寝かせてみると、そのくらいの大きさ。
また、体重は24グラムと、一般的な単三乾電池と同じくらいの重さです。尾羽が長いので大きめに見えますが、体自体はコンパクト。結構軽めですね。
神話の時代からのお付き合い
日本書紀にはセキレイの名前が記載されており、神話の中で非常に重要な役割を果たしています。具体的には、セキレイが神様に子どもの作り方を教えたとされています。今の日本で、〇〇セキレイと名前がついているのはハクセキレイのほかに、セグロセキレイ、キセキレイがメジャーな3種。これらのいずれかが、神様に貴重な教えを伝えたのかもしれません。
もしセキレイたちがいなければ、今の日本の文化や社会も異なっていたかもしれません。その意味で、セキレイたちはただの鳥ではなく、文化や歴史においても特別な存在です。ありがとう。セキレイ!
尾っぽフリフリ
ハクセキレイはコンビニの駐車場などで高速で歩き回り、忽然と立ち止まったかと思えば、尾っぽをフリフリと上下に振る姿がとても印象的です。
このフリフリは何かというと「警戒してまっせ!」の気持ちの表れなのだそうです。まるで「こんなに元気で活動的な私を襲っても無駄ですよ!」と言っているかのようですね。
動画を用意しました
いつものように動画解説もつけました。リアル教室でもこのような流れで進行しますので雰囲気をすこし感じていただけると思います。
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