見出し画像

「ゆっくり、いそげ」読んでこなくてよい読書会

先日、“あすよみ”さん主催の読書会に参加してきました。

ゆっくり、いそげ 
カフェからはじめる人を手段化しない経済」

東京・西国分寺でちょっと変わったカフェ「クルミドコーヒー」を営む影山 知明さんが2015年に出版した本です。

「ゆっくり、いそげ」ってどーいうこと?って言うのと、読んでこなくてよい読書会ってどーいうこと?と言うのが気になって。

読書会は、グループの皆さんと質問や感想をシェアしながら進めたので、一人で読むのとは違った視点や観点だったり、逆に多くの人が気になってるのはこの辺なんだーってのも分かって面白かったなー。
あと、アウトプットを必然的にさせられるので、それも良かった💡(笑)

この本を読んで、支援と自己決定、とか人を大事にした組織や経済、社会作りって言うのがすごーくキャリコン的な考えにも通じるところがあるなぁ、と感じて面白かったです。その辺ももっとしっかり読み込んでみようと思ってます。

ギブからはじまる経済、健全な負債感=資産みたいなところも面白かった。不等価だからこそうまれる「健全な負債感」、その積み重ねがお店の看板の価値(=資産ってことかな?)になる。

あと、個人的にはアドラー心理学的なところも感じて面白かったな。
自分をいかし、周りにもいかされることで、周りをいかす、そしてまたそこから自分をいかす、その循環で回る経済って理想だなぁ。
奪うでなく与えるからはじめる。先ず与えよ、の精神。ほんとに大事にしたいなーと。

チェーン店でなくて、自営業のお店がギブの精神からはじまってることが多いってのもなんかすごーく納得したなぁ。

「吾唯足知」みたいな考え方も大事だなーと。マインドフルネスとかナラティブとかにも通じるところが書いてあって面白かったな。

あと、時間を味方につける考え方。時間が経過することで付加価値になる、みたいなところも面白かったし、もうちょいその辺も読み込みたいところ。
時間をかけることでの作り手と受け手のコール&レスポンスが傑作や定番、古典を生み出す。とか、時間を超えたものにしか出せない味がある。

とにかくちゃんと読んでないのでこの読書会も踏まえてしっかりと読み込みたいと思います♪

そして西国分寺にある「クルミドコーヒー」にもぜひ行ってみたいな♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?