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読書記録「イシューから始めよ」


正直に白状すると、初めて目にしたとき「Whyから始めよ」のパクリかと思ったが、多くの方がおすすめされていたので手に取ってみたら、内容は全然違いました。
ごめんなさい。

概要
内容としては、限られた時間の中でどれだけアウトプットのクオリティを上げられるか(つまり生産性)が社会人として非常に重要なファクターとなる。
アウトプットのクオリティには二軸あり、一つは「問いのクオリティ」、もう一つは「解のクオリティ」。
このうち解のクオリティに意識の向く人間は多いけど、問いのクオリティに意識を向ける人は少ない。
しかし問いを考え抜き、対処すべき問いの数を減らすことで、作業時間を減らしながら、解のクオリティを上げよう、ということを著者は話している。
問いのクオリティにも二軸あり、「解決したときのインパクト」と「明確に答えが出せる」という二点である。
そして解くべき問いを見定めたら、それをいくつかの小さな問いに分割し、そのそれぞれでどのように解決するのかを事前に考える。その際に絵コンテを作る。
そのうえで実際の調査や分析に取り掛かることで無駄を省くことができるのだ。

感想
これらの内容を読んで、自分に不足している部分に目を向けると、やはり一番初めに行うべき問いの精査、厳選が一番おざなりになっていると強く感じる。
そもそも自分がやるべきは何なのか、を漠然としたまま取り組んでしまうことで時間を浪費してしまうパターンである。
ここに少しでもリソースを割くことが全体としての効率を大きく高めるというイメージは着いたので今後実践してみようと思う。

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