見出し画像

ホテルが高い北欧〜Airbnbで部屋探し【住んでみた北欧 #1】

いよいよ4月、今月は旅立ちの月だ。4月20日に日本を発ち、北欧に長期滞在する。まずスウェーデン、デンマークを1週間でまわり、フィンランド(ヘルシンキ)に4月27日に入り7月1日まで、まるまる2ヶ月滞在する。1週間ほどの旅はよくあるが、長期滞在は11年前にニューヨークで3週間ほど語学学校に行った以来で、1ヶ月を超えるのは初めてだ。挑戦と失敗ばかりであろう滞在の様子はマガジン「住んでみた北欧」を開設したので、そこに書いていこうと思うのでよかったらフォローしてね。

長期旅の達人たちからインスパイア
長期滞在を決めるのに影響された人が二人いる。一人はリアルの知人、もう一人はお会いしたことのないユーチューバーだ。
リアルの知人は、2月のオランダ視察で同じグループだった阪本洋さん。阪本さんはサステナビリティコンサルタントとして、昨年スウェーデンに3ヶ月滞在した。「それぐらい住んでみないと、その国のことはわからないですよ」という一言にインスパイアされた。阪本さんは今年もスウェーデン滞在の予定があるということで、「住んでみた北欧仲間」としてコラボをしていこうということになった。阪本さんは私と同い年、しかも誕生日一日違いのシニア仲間でもあり、物価の高い北欧での生活術なども教えていただいている。

もう一人は、ユーチューバー「しげ旅」のしげさん。世界のすべての国制覇を目指して、一人旅を続けている。昨年は半年以上ヨーロッパを回っていて、今は南米にいて、旅の様子を3日に一度ぐらいアップしている。元旅行会社だということで、ホテルのグレードや食事の内容、それにかかったお金などをすべて公開していて、編集もうまく、テレビでは絶対にあり得ない上質の旅番組になっている。ご存じない方はぜひ、一度見てください。

部屋探しはやっぱりエアビー

北欧滞在で大変なのが物価高だ。食事もホテルも日本の感覚からすると相当高い。阪本さんはマンスリーマンションのようなところに滞在したということだが、私はAirbnbを利用した。ニューヨーク以来、11年ぶりのエアビーだが、ホストと会話できる民泊は、現地の「暮らし」がわかるので今回の滞在の趣旨にあっているからだ。

場所は、ヘルシンキ市内は高いので、中央駅から地下鉄で15分ほどのエスポーにした。都心をずらすとだいぶ安いのはどこも同じだ。エスポーには前回行っていてるので、探す時には最初からエスポー狙いだった。アールト大学の学園都市のようになっていて、落ち着いたいい町だ。

アールト大学キャンパス
誰でも利用できる大学内のカフェテリア

部屋のホストもアールト大学の先生でエンジニアの方で、64泊で2000ドル(約26万5,000円)、一日31.5ドル(約4,200円)。アールト大学駅まで3キロと、まあまあ遠いのが難点。ホストからはバスと自転車での移動を推奨されている。地下鉄までは自転車で15分。運動不足にはならなさそうだ。そのかわり部屋は写真で見る限りは広々としていて、広いキッチンとサウナがついている。外食は高いので、基本食事は部屋でするつもりだ。

Airbnbの写真から。北欧らしい部屋。期待を裏切らないことを祈るのみ。

エアビー利用の注意点

しばらく使わない間にAirbnbのサイトはかなり進化していて、自動翻訳がついているので、ホストとのやりとりは日本語でOK。これにはびっくり。これなら英語に自信がない人も気軽に予約ができる。(私は練習を兼ねて、あえて翻訳オフにして英語にした)ただし、マーケティングのほうも進化していて、仮予約すると早く確定しろ的なメッセージが来て焦ってしまうし、○日までキャンセル無料、とうたっていても申し込んだ時点で課金される。日程をずらしたりするのは結構面倒なので、予定を確定してから予約をすることをおすすめする。

欧州滞在の鍵となる「シェンゲン協定」

さて、今回の欧州滞在は2ヶ月半。実はもっと滞在したかったのだが、上限があってやむなくその期間となった。その理由は「シェンゲン協定」。EUの22カ国とEFTA加盟国で構成する「シェンゲン圏」では、原則的に出入国検査なしに自由に国を行き来することができる。一般的には圏内共通の「シェンゲン・ビザ」を発行してもらわなければならないが、日本のパスポート保持者はそれも免除される。つまりシェンゲン圏内であれば3ヶ月間はノービザで滞在できるのだ。日本のパスポートの信頼性はありがたい。しかしそれには期間があって、観光・出張などを目的とした短期(ある180日間のうちの90日以内)に限られる。
私の場合、前回の欧州滞在でコロナにかかって1週間の予定が2週間になってしまった。それが2月なので、シェンゲンの「180日」内になってしまい、本来なら3ヶ月いられたはずが、マイナス2週間で2ヶ月半になってしまったというわけだ。一般的には、ビザなしで長期滞在したい場合はマックス3ヶ月と覚えておくと良いと思う。ちなみにEUを離脱したイギリスはシェンゲン圏外なので、イギリス滞在は3ヶ月に含まない。そしてノルウェーとスイスはEU加盟国ではないのにシェンゲン協定国。ちょっと複雑なので「EUMAG」からマップをお借りした。

シェンゲン協定圏内の国マップ
© 2012-2018 Delegation of the European Union to Japan

今回はフィンランド滞在前(4/20~4/27)の1週間、スウェーデンとデンマークを回るのだが、物価高の北欧の旅で、交通費と宿泊代でなんとか9万円台に納めた。次回はそのお話を。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?