フィンランドから帰国しました【#住んでみた北欧】

「北欧長期滞在」無事終了

2ヶ月半の滞在を終え、7月2日、日本に帰国しました。
それから今まで約2週間、本当にあっという間に過ぎてしまいました。

滞在の最後の3日間は「サーキュラーエコノミー視察ツアー」を企画して仕事モードに入ってしまいnote更新できず。期待していた方、ほんとごめんなさい。でも、元気に活動していました。数々の失敗はあったものの、事故や病気やトラブルもなしに帰ってこれて、ほっとしています。

先週、大学院のゼミで「帰国報告せよ」という命が下り、90分をしゃべり倒すぐらいの分量の資料を作りました。

何をしたかを１ページにまとめるとこんな感じ。こうやって振り返ってみると、全く知らない場所で、よくいろんなことをやったなあ自分でも驚いています。

「WCEF（ワールドサーキュラーエコノミーフォーラム）2023」に参加したり、有名CEOにお会いできたり、ご縁をいただきラップランドで行われた「ミッドナイトサン映画祭」に映画『せかいのおきく』の応援隊（プレス）として参加したり、そして視察ツアーを主催したり。意図しないこともたくさんあり、長期滞在の成果はかなりあったのではないかと思っています。

湖水サウナの衝撃

何が一番印象に残っている？と聞かれれば、湖水サウナで湖に入ったことです。ミッドナイトサン映画祭でラップランドに行き、そこで見た湖水サウナがあまりに素敵で、その時には入れなかったんですが、翌週湖水サウナで有名なタンペレ（ヘルシンキから1時間半ぐらい）に泊まりがけで行き、サウナ4つ入って帰ってきました。そのうち二つが湖水サウナ。

フィンランド人の自然とのつきあい方に触れることができたこと、そして自分でも湖に入ってみて、あまりに気持ちがよかったことで、人生観が根本的に変わるような体験でした。サステナビリティとかウェルビーイングとか、頭の中だけで理解していたことがやっと身体に入ったというか。自然の美しさと、自分もその自然の一部になっている感覚。

湖水サウナは自然と一体化する感じが最高

人生の第4フェーズへの自信

さて、人生の第4フェーズ、新たな世界へのきっかけを作るというのも今回の滞在の目的の一つでしたが、そういう意味では大きな自信を得ました。年を取ることは全然怖くないし、まだまだやれることはたくさんあるし、楽しみながらそれをやっていけばいい。誰も邪魔しない。自分で決めるだけ。

フィンランドでは、知らない環境だからこそなのか、日本にいるより気持ちが軽く、想定以上にいろんなことが出来た気がします。「新たな可能性が見つかった」というより、これまで何年も、もしかしたら何十年も眠っていた自分の潜在的な力が顔を出した感じなのです。

人は環境によって変わる。これは実体験として、声を大にして言いたいことです。

自分の眠れる力を出したいのなら、まずは自分に最適な環境を用意すること。壁を感じたり、何かを突破したいという人がいるなら、私なら、まずは思い切って環境を変えてみては？とアドバイスすると思います。