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エストニア週末旅で初のソロ飯(動画あり)【住んでみた北欧#12】

エストニアの旅はめちゃくちゃ良かった。まずヘルシンキからの2時間の船旅も生バンドとか入ってて楽しめたし、世界遺産のタリンの街並みがとにかく美しい。美しすぎて興奮して「やばいやばい」とつぶやきながら歩くほどだったのだ。リアル中世テーマパークという感じで、高い塔なんかまるでラプンツェルの世界。

中世に迷い込んだワタシw

そして飲食店がたくさんあって、またこれがいい感じなのだ。店員さんが中世コスしている観光客向けの店から、路地裏にひっそりとある隠れ家的レストラン、古びた雰囲気のワインバーなど、もうよりどりみどり。

ワインバー。ここも入りたかったなあ。

実はヨーロッパに来てから、あまりの物価高のためまともなレストランには一度も入っていない。女性一人だと入りにくいし。なので北欧めぐりの1週間旅でもテイクアウトか自炊で済ませていたし、フィンランドの部屋では立派なキッチンがあるので毎日がっつりと自炊。

しかしエストニアに来て、物価もフィンランドより高くないし、こんな素敵な街でテイクアウトで部屋で食べるのはあまりに味気ない。そこでレストランでソロ飯を決め込むことにした。英語だとソロダイニング、ですね。

海外で、女性ソロ飯っていうのはどう思われるんだろう。「お気の毒に」なのか、「別に普通」なのか、誰も気にしちゃいない「無関心」なのか。たぶん最後のやつだろう。観光地だしね。そもそも「どう思われるか」を気にしてたら、一人旅など成り立たない。

ということで、ホテル近くを散歩したときにいい感じのレストランを見つけたのでそこに入ることにした。外に出ていたメニューを見ると私でも十分affordableな(高くない)値段だ。

初ソロ飯にあたり気をつけたことは一つだけ、それは時間だ。混んでいる時間は避けたい。まわりがみんなカップルや会食だと孤独のグルメ感が増しすぎてつらい。

ということで、18時、こちらでは十分早めのディナーをしにノルディックレストラン「TOROFE 」に入店。

ここは旧市街の石造りのホテルの併設のレストラン。中庭があって、入るとバーがあり、レストランは地下にある。

中庭から入ってからのアプローチ。
地下に入っていく感じがドキドキ。こういう雰囲気はなかなかない。
入ったときには誰もおらず、そのあと何組か。


客は誰もおらず、「入れますか」と聞くと「どうぞお好きな席に」と言われた。着席してメニューをじっくり。スープ的なものが飲みたかったし、北欧系のレストランということだったので「ノルディックスープ」をメインに。それだけでは寂しいのでサイドで春巻きも頼んでみた。飲み物はワインにするか迷ったが、プロセッコ(イタリアのスパークリング)のミニボトルがあったので、それをお願いした。

プロセッコの小さなボトルがちょうどいい。
スカンジナビア風クリームスープ
野菜のスプリングロール

写真を撮り忘れたけどパンがとても美味しかった。バターではなくサワークリーム的なものをつけて食べる。

食事を撮影してみたのでよかったら見てください。(お見苦しい点はご容赦)

気になるお会計は、24€。日本円だと3560円。チップを10%入れたので(別に必要なかったかもしれない)4000円弱ぐらい。フィンランドだとそれはちょっといいランチの値段だ。

意外かもしれないけどこれが海外初ソロ飯。やってみるとどうということはない。きっとまたできる。でもやはり目の前で「美味しい」「これはいまいち」などとやりとりする人がいるのがベストだと思うけど、一人旅とはこういうこと。これでまた、旅スキルが上がったのは確かだ。

タリン、よい街でした。電子国家だけあってホテルのWi-Fiも爆速、街中にもWi-Fi飛んでました。また来よう。


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