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あるゲーム実況者のBANから考える、自分が「少数派」である不安

僕は、Twitterやこのnoteのようなブログでは、愚痴や批判を控えるようにしている。
なぜなら、愚痴っても自己満足にしかならないし、40代半ばのおっさんの愚痴は読んでる人も楽しくないと考えるからだ。

でも、自分の心のモヤモヤが治まらない話題に触れたので、少し冷静になるために自分の気持ちを書いてみようと思う。

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格闘ゲームを主に配信しているとある実況者(ミュージシャンもやっているという)が、実況配信サイトTwitchからBANされて、ちょっとした話題となっている。
「暴力行為の示唆」というのが理由だそうだ。

一度、その方の実況配信を見たことがある。
でも、ちょっと乱暴な言い回しに「この人、うるさいなぁ」と嫌悪感に近いものを感じ、3分くらいで配信を閉じた。

ただ、1000人くらい視聴者がいたから、相当な人気者だ。
Twitchの日本語配信なら、500人くれば多いほう。
1000人なら、よほど面白い配信なのだろう。

僕が驚いた(モヤモヤした)のは、その方がTwitterで「BANされた」ことを書いた後。
著名・無名を問わず、多くの方が応援メッセージを寄せていたことだ。

その中には、僕が尊敬する作曲家の方のメッセージもあった。
尊敬する人が嫌悪感を抱いた人へ応援メッセージを送っていることに、僕は自分自身が否定されたようなショックを受けた。

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人気のある人が好きになれなかったり、
みんなが面白い!と言ってるのに面白く感じなかったり、
と「少数派」になることが、僕は時々ある。

人の好みは千差万別・十人十色。
他人と好みが違うのは当たり前……と、頭では分かっているつもりでも、
「少数派」になると、『自分って変なのか?』と不安や孤独を感じるし、
こじれると自己否定したり、自分を責めたりしてしまう。

解決策は、いくつもあるのだろう。

昔の僕なら、
『もう一度、実況配信を見たら、良いところが見つかるかも』
と、「多数派」になるため努力したかもしれない。

でも、今は、
『100人いれば、1人ぐらい僕みたいな人は居るだろう』
と、「多数派」になることを諦めることが多い。

「孤独感」は残るが「自己否定」はしない、ということになる。

自己啓発や○○思考法、○○の法則など、noteやYoutubeでよく見るものからすると正反対の行動だけど、「嫌悪感を感じた自分」を自分自身でそっと後押ししたい。

なので、今回の件も『少数派だけど、そういうこともあるよね~』と、不安な気持ちを静めようと思う。

……というか、ここまでいろいろ推敲しながら書いて、気分も落ち着いてきた。
書き終わるまで時間がかかった。ゆっくり休もうと思う。

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