【日々の気づき】自己満足な謙虚さはマイナスである
謙虚さは誰のためなのか?
職場のやりとりでふと思ったことを書き留めていきます。
職員同士の電話、異動の挨拶を例にします。
事例1.職員同士の電話
「〇〇部の中島(仮名です)ですけど、〇〇さんいますか?」
と言われた隣の同僚が、中島って誰だっけ?って顔をして、
私に聞いてきたんですよね。
私も「はて、そう言われるとそんな人がこの部にいたっけ?」と
思っていると
「あ、それって中島部長のことじゃん!」
と突如気づいたわけです。
いや、普段から幹部の方々は部長とか、課長とか役職で読んでしまうので、
名前を意識しないんですよ。
ややもすると、
電話口で「申し訳ございません、どちらの中島様でしたでしょうか」
なんて聞きかねないです。(笑)
「野球なら磯野と楽しんでろよ!」と言わんばかりです。
確かに逆の立場なら、「〇〇部長の中島ですけど」
なんて名乗り方したら、傲慢に聞こえなくもないかもですね。
俺は部長なんだぞ!早くつなげ!なんて感じに。
とはいえ、聞き手のこと、スムーズに情報を伝えることを
考えれば、やはり名乗るべきだと思いますね。
ここでは、謙虚さは不要とまではいかないまでも、
優先順位を下げていいところだと思いました。
事例2.異動の挨拶
3月とかに、人事異動で各部・各課で挨拶に回る方が
時々いらっしゃるのですが、
「このたび、4月より〇〇営業所に異動となりました、お世話になりました。今後ともよろしくお願いします。」
といった挨拶が定型文な感じです。
ただ、聞いている方からすれば、
「いやいや、〇〇長になるとか、〇〇部に配属となります」
ぐらいは言ってよ!
今後どんなかたちでお世話になるか、わからないじゃん!
って思うんですよ。
出世して栄転する人ほど、そんな感じなんですよね。
でも、その謙虚さは誰のためにもなってない気がしますね。
日本人的な礼儀作法自体は、私は好きなんです。
学生時代も剣道やってましたし。(弱かったけど)
ただ、ビジネスの場面では、「なんのためにその行動をとるのか?」
といった思考も必要ではないのかな、と思った今日このごろです。
自己満足な礼儀は、誰のためにもなってない気がしますね。
自分がそういう場面にて、主役となった際には、気をつけます!
がんばろう。ビッグになろう。
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