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冬のベースコーデ(トップス):アラフィフに最適なニットを考える(続き)

前回の投稿では、冬のベースコーデとして2種類揃えるニットのうちの1枚をジョンスメドレーのグレーのコットン製クルーネックニットにすることについてご紹介しました。そしてもう一枚、ベースのものとして選んだのが、ウールのタートルネックのハイゲージニットです。

タートルネックニットはスティーブ・ジョブズがいつもタートルネックにデニムの格好をしていたように、非常に汎用性の高いアイテムです。合わせてタートルネックのセーターは私がもともと一番愛用していたアイテムでもあります。ファッションに興味を持つようになった大学生の頃から、これまで色々なブランドのタートルネックセーターを購入して、着用してきました。首元が詰まっているため、下に合わせるアイテムについて悩む必要がなく、1枚で着ても、上に何かアウターを羽織ってもコーディネートしやすいのが特徴だと言えます。

今回のワードローブの見直しに合わせて、これまで7〜8年着ていたタートルネックセーターを処分して新しく購入することにしました。ブランドはかねてより憧れていたクルチアーニです。クルチアーニはニットアイテムを得意とするイタリアのブランドです。このタートルネックセーターもウールの上質感が際立っており、また首周りのリブの部分が非常にタイトであるため、首周りがすぐにヨレヨレになることはなさそうです。

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素材についてはウールとカシミヤ、シルクカシミヤなどで悩みました。ただウールとカシミヤ混ではかなりの価格差があり、またカシミヤの場合、秋口に着るのは暑いかなと考えてウールで揃えることにしました。なお単体でもアウターを羽織っても合わせやすいハイゲージの黒を選びました。

ニットのサイズについては、168センチ63キロの私で46がジャストサイズなのですが、ワンサイズアップして、48のものを選びました。48だと適度にゆとりがあって、お腹も目立たないようになります。

ここまで冬のベースアイテムについてご紹介してきました。私が選んだコットンやウールのニットはベーシックなものなので、同様のデザイン・素材のものははるかに安い価格でユニクロや無印良品などでも手に入れられると思います。

それらの商品も価格に対するクオリティという観点では、圧倒的な凄さを感じます。またユニクロであれば毎シーズン、あるいは2−3年で新しいものを購入して着倒すことも可能かもしれません。

しかし年齢を重ねてきた今、ベーシックなアイテムこそ、本当に良いものを購入して、一つのアイテムを大事に着続けていきたいと考えるようになりました。ジョンスメドレーやクルチアーニの製品を実際に手に取ってみると、素材の上質さやシルエットなど、そのクオリティには本当に圧倒されます。そうした、いい洋服に包まれて毎日を過ごしていくことに幸せを感じます。


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