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【リフレクション】 Xデザイン学校 ベーシックコース 2023 #01 ブートキャンプ

2023年春のXデザイン学校ベーシックコースを受講しています。
ちなみにこの日はお義母さんに会いに福岡へ旅行に行き、1歳3ヶ月の娘と初めて会いました。
コワーキングスペースのCo-working&Co-learning Space Qで授業を受けました。博多駅内にあり、快適空間でした〜

旅行疲れでリフレクションが今頃になってしまいましたが、気づきをまとめます。

なぜXデザイン学校を受講しようと思ったのか

私はUIデザイナーとして働いていますが、体系的にUXについて学んだことがなかったことが一番のきっかけです。

これまでは業務の際にプロダクトの体験をよくしたいと思い、見よう見まねでUXの手法を取り入れたりしました。断片的で一時的な点の知識のため、長期的な成果につながりにくいと不確かさを感じていました。

いつかXデザイン学校で学びたいと思っていたところ、11月に現職に勤め始めたところ、自分が今までやっていたのはUXの5段階モデルでいうと、「要件」「骨格」「表層」だったのではないか?と気づきました。
業務の際に足りないことがいっぱいだと感じたことや上流に関わることができなければ、プロダクトの体験をよくすることも自分のスキルアップも難しいと考え、今のタイミングで受講を決めました。

UXデザインを学ぶということ

講義を受ける前は、上流工程から関わり、ビジネスを理解して提案できるデザイナーになりたいと考えていました。
1回目の講義を終えて、UXデザインを学んで自分が具体的にどのような方向を目指したいのか再考するようになりました。

講義で学んだこととして、UXデザインには考慮すべき要素がたくさんあることに気づきました。例えばステークホルダー、UIデザインソフトウェアデザイン、ビジネスモデル。3つが三方よしで考えなければならないため、時間もかかります。

ステークホルダーを例にあげます。
ステークホルダーには直接ユーザーといって、製品やシステムやサービスと直接的に相互作用する存在と間接ユーザーといって製品やシステムやサービスと直接的には相互作用は行わないが、その出力を受け取る存在があります。
ATMシステムで考えると、お金をおろすお客様、メンテナンス業者、銀行員、コンビニの管理会社、コンビニの店長、他のお客様のユーザーが考えられて、その全員をどうやって満足させるのかがビジネスの成長の鍵になります。
また、顧客への価値提供だけでなく、サプライヤーとの公平な関係の構築や地球や地域社会への貢献など関わる全ての関係を考えていかなければならないことも勉強になりました。

今まで私はUXを単に「体験をよくすること」という抽象的な概念だと思っていました。
その体験をよくするために考えることは競合調査をしたり、今まで自分がサービスを利用して良い経験・嫌な経験を参考にしてデザインしていました。
そのため、UXを狭義に捉えていたのだなと気づきが自分の中でとてもインパクトがありました。

UXのプロセス

UXを考えるということはビジネスをよくすることにつながるため、密接に関係しています。
UXをよくするためには、ビジネスについても学ばなければいけません。
UXを考える上でのプロセスも複数提言されているため、用途に合わせて導入していきたいと思いました。現時点では網羅されている手法に対して見よう見真似でやったか初めて知ったなどの浅いところに踏みとどまりました。

イノベーションにおける民主化のプロセスの例として、カメラの存在を例に説明いただきました。
カメラも玄人向けにプロカメラ、愛好者向けにNikonやCanonのような存在、一般人向けにスマホなどそれぞれターゲットを変えて、常に思想を変えていく考えについてこれからさらなる変化があると予想される時代に持たなければならないものと思いました。

アート思考とデザイン思考

アート思考とは「自分の価値観」のことで、音楽に例えると0を1にする作曲のことです。
デザイン思考とは「他者の価値観」のことで、音楽に例えると1を10にする編曲のようなものです。
この両方を考えることによって、問題解決をすることができます。
アート思考で大事なことはそのまま考えるのではなく、概念化することです。概念化とは具体的な物事を抽象化し、体系的に整理する力のことです。

プロダクトデザインでも「〇〇という機能がほしい!」とそのまま捉えるのではなく、ユーザーが何を求めているのか自分ごとにして概念化しているなと思い出しました。

アンラーニング

アンラーニングのグループディスカッションのファシリをやっていた時に改善したい点がありました。
それは時間配分、時間内に結論を出す、結論を出してもらうための質問の仕方は今後業務や次回のディスカッションに活かしたいと思いました。

最後に

Xデザイン学校を卒業された人々が口々に「変身することができた」という感想があるとのことです。
自らの生存戦略のため、卒業後に変身できるように学びを深めていこうと思います。

#Xデザイン学校 #Xデザイン学校2023年ベーシックコース


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