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ミスドにて

私は、人と違うことが好きだ。
子どものころからひねくれていたので、誰かと「同じものを選ぶ」っていうのが、なんかすごく嫌だった。
だって、個性がないから。面白さがないから。

最初はそんな中二的発想がきっかけだったのかもしれない。でも、その選択の連続は、私の生き方の選択に繋がっているようだった。

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サイゼリヤで青豆の温サラダを頼んだり、
辺鄙なところで一人暮らししたり、
生クリームのケーキよりあんこのほうが体に合っている、と感じるようになったのもここ最近のことだ。

誰も買わないような、怖い顔したクマの置物とか、多国籍な雑貨とか買うのも私。

狂ったように、みんなディズニーランドに行ってお揃いの服や被り物をしたり、結婚式はウェディングドレスを着なくちゃおかしいと思われたり、スタバに行って飲み物の写真を投稿したり。

わからない、
私にはわからない。

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いや、わかる必要はないんだよ、いま選んでいるものがあなたの(私の)好きなものなんだよ、と、だから大事にしなくちゃダメなんだと、もう一人の自分が言っているけどね。

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違ってていいし、違ってるのが普通、というか十人十色なのだから、どうか自分を否定しないで、本当はどう感じたのかを一番大事にしてほしい。
いつもそういう選択をさりげなく笑われて、さりげなく傷ついていた自分を、ふと、ミスドでハニーチュロを手に取りながら思い出して。
久々に食べたハニーチュロ、おいしかったな。✌️


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