慣れは「進化の一歩」であり「退化の一歩」でもあるということ

仕事になるまでには3段階あると、大学時代の先輩が教えてくれたことがあります。


1つが趣味。

好きなことを好きなようにすることで趣味になるということでした。

そしてその次が特技。

趣味が上達し、そのことに詳しくなりその人の特技になると。

そしてその最後が仕事。

特技でお金がもらえるようになったら、それは仕事になると、先輩は教えてくれました。

当時の僕は相当心に響いたのでしょう。

大学ノートにメモしていました。笑


でも今思い出しても、確かにそうだなぁ、と思います。


そう言う意味で言えば、僕のギターは趣味から特技になり、仕事になったものです。


プレイヤーとしてもある程度仕事にはなっていますが、

今のメインは「教える」ことです。


思い返せば昔から人に教えることが大好きだったのですが、

好きなことを教えるのは尚更面白いですね。


そして、生徒の成長が本当に嬉しいです。

漠然と、「どうやったら成長できるんだろう?」と根本的なことを考えることがあります。


その中で思ったのが、本記事のタイトルである、

「慣れは「進化の一歩」であり「退化の一歩」でもあるということ」です。


音楽と体育の指導者である僕がよく言うセリフで「まずは慣れることですね」という言葉があります。

これは自身の経験と、今までの生徒たちを見て心の底から思うことです。

人は、慣れるからこそ成長し、進化できるのだと思います。

僕自身もそうでした。


でも、慣れはある種退化の要員でもあります。


もうこれはできるからいいや、

と胡座をかけば、技術は衰えていくのです。


人は誰でも、寝たきりになれば筋力は落ちます。

歩くから、生活しているからこそ、ある程度の筋力を保てるのです。


だからこそ、「慣れたらその次のことに慣れることを目標にする」ことこそが成長するために大事だと思っています。

なので、僕の座右の銘は「改善と継続」です。


1つのことができたら、その1つのことを踏み台に次の一歩を踏み出す。

そういうレッスンをこれからもしていきたいですし、僕自身にもそれを常に課していきたいところです。


noteはこういうことを思い立ったらすぐ書けるから良いですね。

noteで良かったことの一つです。笑

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