子どものように、固定概念を壊すには?
子育てをしていると、
毎日の「変化」をよく感じます。
だって、子どもたちはどんどん変わっていくんですから。
その変わりっぷりといったら、凄まじいものがあります。
ついこの間までできなかったことが、次の日にはできるようになっているのです。
昨日は鉄棒をくぐろうとして頭をガンってぶつけていたのに、
今日はスッとくぐってニコッと笑うのです。
『昨日できなかったことが今日できるようになっている』のは、
人間の脳が睡眠中に1日の記憶を整理するということに起因していそうですね。
とはいえ、そもそも子どもの脳の吸収力と大人のそれとでは圧倒的な差があるのだと、毎日見せつけられています。
それほどに、毎日変化しているのです。
でもこれって、成長とも言えるのかなぁと思いました。
そもそも、変化と成長って具体的にどう違うんでしょうか?
言葉の意味を調べると、すぐわかりました。
変化(へんか):
ある状態・位置から、他の状態・位置に変わること。
成長(せいちょう):
育って成熟すること。
こうやって言葉を並べてみると感じていたことが文章にしやすいですね。
ようは、『毎日変化はしているけど、子どもたちは成長の過程にいる』ということなんですね。
だからこそ、
「僕ら保護者も成長過程にいる」と認識しておこうと思いました。
子どもたちは固定概念を次々に壊していきますが、
ぼくら大人はなかなかそうはいきません。
こりかたまった概念が、「それは違う」と思わせてくるのです。
でも、実際は「決まっていること」なんてありません。
子どもは成長過程にいるので、思考に偏りはありません。
どんなこともゼロから見ているのです。
そんな時、「僕ら大人も成長過程にいる」と考えるならば、固定概念を壊していくことはできるのかもしれません。
すると、
子どもの発想も柔軟に受け入れることもできて、
肯定的育児もしやすいのかもしれませんね。
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