ただの日記。抹消登録の日に思ったこと

※もう一昨日の事になってしまったが、自分の中での備忘録として書き残しておこうと思う。あくまで自分の気持ちの備忘録なので、客観的な分析等は無いです。※


その日、退勤してXを開くと、タイムラインが野村選手抹消のニュースだらけだった。

目にした瞬間、予想してた、と思った。同時に落胆、絶望もあった。
正直、直近の2日おき程度に出場する、代打での打席を見て、抹消の可能性は常に脳裏にあった。
それでもこのニュースは私にとって、ひどく辛かった。
注射だって、刺されると分かってても針が入るときは痛い。そんなところだろうと思う。

何か言わなくちゃ、と思いながら電車に乗って、乗り換え乗り換え、ゆり揺られて、ようやく打ち出した言葉がこれ。

"野村選手抹消。
結果以外の過大・過小な解釈はしません。 妥当だとか、2軍でこうあるべきとかの解釈も、今は不要かな。 

歩くルートが変わっただけのこと。 そこに優劣は無い! どんな時でも応援してます。

 チームもどの選手も観客も、やる事は皆変わらずです。"

本当はもっと色んな言葉が浮かんでは消えていたし、考えながら画面を眺めている時も色んな人の意見が出ては消えて、励ましから諦観から、なんか良くわからない小競り合いまで流れていた。

見続けて、考えたことは2つ。

➀立つ舞台が変わっただけ。結果を過剰、過小に受け止めない。

やっぱり自分の中では最初に出た言葉から気持ちは変わらない。登録抹消に必要以上に暗い意味も明るい意味も無い。彼の実績も可能性も、貶める必要は無い。
1軍は1軍でやる事があるし、2軍は2軍でやるべき事がある。やるべき事、歩むべきルートを進んでいるだけだと思えば、落胆は無意味だ。

②長い目で見ていきたい
これは➀とつながる話。これからの選手人生、一度も抹消しないなんてことはあり得ない。どう気をつけても起きるイベントなのだと思う。ポジション争いも同じで、選手生活が長ければいくらでも起こることは予想できる。どちらもプロ野球選手にとってシーズン中、常に目の前にあり続ける問題である。
これから先、末永く応援するならばこういうことの連続であろうから、せめて前向きな姿勢を保っておきたいと思った。
(暗くても現実は待ってくれないので、という事情も含む。翌日の朝は非常に憂鬱でした。)

➂何があってもなくても、応援してます。
具体的なアクションのあるなしに関わらず、結論はこの答えに収束すると思う。
取る行動や言動の最適解は考える必要があるけれど、この気持ちに至る。

最後に、ここまで書いて改めて、プレーの一つ一つ、抹消、昇格etc.で私の感情をここまで揺りうごかしてくれる、野村佑希選手に敬意と感謝を覚えた。この気持ちは数字だけでは得られないものの一つだと思う。それを与えてくれる存在があるということが、どれだけ貴重なことだろうと思った。
だからこそ今は、野村選手がやろうと思うことを思う存分やる姿を応援したい。その先にどういう結果があったとしても、私の気持ちを前に向けてくれる力が、野村選手にはある。


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