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レンタル

背中に回した手が、彼女を滑るように撫であがる。
そのせいで、わずかな吐息が彼女の声として昇る。
それでも目線を合わせず、閉じない彼女を見ながらも、僕の全身の感覚が拡大し行くのを止められないでいた。
——岸正真宙

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お題「レンタル」に対して、掌編を書きました。
よろければ、お読みいただけると幸いです。


ここからは日記的な意味合いでして、アイリダの件をnoteに書いたので、すこし気持ち的にはひと段落下ような気がします。
アイリダの予約をしてくださった方、シェアをしてくださった方、応援をくださった方、ありがとうございました。
また昨日の夜にTwitterのスペースで世瞬Ⅲの打ち上げをしました。楽しく話したので、やはり陰キャの私は、知っている人たちの中だとはしゃぐ傾向にあるみたいでした。

短編とはいえ、新しいのも書けてちょっと嬉しい感じです。寄稿に関しては是非是非ご依頼ください。私、書きます。
周りの方が物書きが増えてきて、ちらほらと公募の賞に出したというお話が上がって来てます。WEB小説は「注目」がランキングに出てきますので、今までと似ている手法は好まれるものです。そして、公募は「発掘」になり、作家性の独自性と小説を書籍化するフィソロフィーとの合致が重要になると思います。その意味で、私のは多分WEB小説よりは公募向きで、公募を目指すべきだなぁと思っています。が取れるとは思ってませんが。とはいえ、そのあとにWEBで公開できる今の時代は、有難いなとおもったりするのでした。
そういえば、まとめてくれている方が居たので、ご興味ある方はフォローをしてみてはどうでしょうか?

私の方は、しばらく作品を出す量が少なくなるかもしれませんが、どこかの公募を目指して書き始めようと思った次第です。SFか、エンタメか、、、純文学では無いな、、、短編か、、、えーい、迷う
そうそう、
三つぐらいアイディアがあって、
1 エレベーター
2 壁から離れられない男
3 正義の話
です。
どれにしようか、、迷いつつ、、、あ、ポケットに夜の話を忘れていた。
其れも書きたいんだけど、、、、
やっぱり時間が足りないですね。



それではゆったりとした休日をお過ごしください



202.06.11
岸正真宙

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