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脳番地診断を使って新年の目標を

 「・・・なんか忘れてる?・・・」

 日記を見て思い出しました。毎年、1月のはじめに「新年の目標」を一応書いていたのでした。一応・・というのは、毎回、書いてそのまま忘れてしまうからです。今までの分を見直すと、けっこうおもしろい、というより「しょぼすぎるやろ~」と一人でツッコミを入れてしまうものばかりです。

 歴史の授業で「聖徳太子が『和』をはじめに強調しているということは、つまり、当時の政治家も争いばかりしていたからですねえ。」という話をしたことがあります。

 できていないから「めあて」を決めて言葉にする・・・「できていない私」「決めても実行できないままの私」が浮かび上がる言葉の数々が日記に並んでいます。振り返るとなさけなくもあり、けなげに感じる部分もあり。いくつか書いてみます。みなさま、ここはどうか笑ってやってください。

「もう~!脳番地の話はいつ出てくるの?」という人は、このへんの寄り道はとばしてくださいね~(#^.^#) 

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「週の半分は晩ご飯を自分で作る」

 我が家では4人家族のうち早く帰ったものが食事を作るというルールだったので(かあちゃんを待ってたらみんな腹が減るだけやからね)たいてい帰りが遅い私は、平日は「座って食べるだけの人」でした。仕事の関係で遠くの勤務先に赴任することが多かった夫の方が、てきぱきと仕事をこなして定時に職場を出ていつも早く帰ってくれていたことに、今さらながら感謝。子供たちもクラブやバイトがない日には食事を作りました。ちなみに子供が小さいうちは、私が日曜日の晩に1週間分の食事を作って全部冷凍していました。う~ん!私もけっこうがんばってたやん。

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「その日のうちに整理整頓」「校舎の階段を4階まで一気に駆けあがっても平気な顔をしていられる体力をつける」「文句や愚痴を言わない」「休みの日には仕事をしない」「早く寝るために10時までに風呂に入る」「週末はパソコンやタブレットをさわらず目を休める」

 →自分で自分がちょっとだけかわいそうになるけれども、「で、結局どれもできてなかったやん~」と、くすっと笑ってしまいますね。

 退職を意識した2019年には、珍しくまともなことを書いています。

→職場で伝えるべき「教師の在り方」(押し付けでなく)、「技能の伝達」(ICTをはじめとする得意分野で)を意識する。そのために、仕事でもプライベートでも「表現と発信」をできるだけ心がける。具体的には、読んだ本の感想を日記に残す。アマゾンのレビューに投稿する。職場では、学校内外で自作のコンテンツの共有をする。

 アマゾンのレビューは3日坊主で終わりましたが、ほかはよくできたと自信をもっていえます!でも私としては、守れない目標を決めてはもがいていた「しょぼい」自分の方が好きかなあ。

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 さて、やっと本題に・・・!いつもとは違う方法を試してみました。5年前に受けた「脳番地診断SRI」の結果を使って、自分の強みを生かす、という観点から目標を考えてみたのです。診断結果を載せるのはとてもはずかしいのですが、具体的に説明しないと参考にならないので、ありのままに紹介します。

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 私は加藤俊徳医師の「脳の学校」にずっと興味をもっていてメルマガや著書を読んでいたのですが、「こういうのはやっぱり自分が経験しないと分からないことが多いよね!」と、2016年に「脳番地診断SR」を受けました。2016年の夏に何か変わったこと(危機を感じる失敗)があった?いや~まあ、何事も「おもしろそう」「だから自分でやってみよう」ということが多い私なので、特に理由はなかった気もします。MRI診断はハードルが高いので、on-lineで質問に答えるという形で診断を受けました。それでもけっこうな費用が( ^ω^)・・・でも、受けてよかったと思いますよ!

 結果は43ページ分のレポートにまとめて送られてきました。グラフを見ると、右脳、特に運動や記憶が弱いのがわかります。これはわかるなあ。子供のころから暗記系は苦手だし、手先も不器用で運動も好きではありません。今も「うっかり」が多いのは、このせいですな。

 逆に左脳、特に「言葉を使う」活動が得意です。これって「口は達者やけど、手が動いてへんで!」と叱られる子に多いパターンですよねえ(笑)

 それでもレポートにはこんな言葉があって、「いいな、これは!」と励まされます。

 ・・・多くの人は「全体が丸くなくてバランスが悪い」と感じて、張り出した部分よりへこんだ部分を気にします。しかし、バランスがいい脳は、裏を返せば、「強みのない脳」です。強みがあるプロフェッショナルな脳ほど「尖った脳」になるのです。

 ・・・苦手なことにこだわっていても、脳は伸びない!・・・「脳の強い部分」を先に伸ばした方が、強みを活かして、脳をうまく使いこなせる!

 ・・・自己発見の一番の効果は、自分の弱点や人からの指摘に対して無駄に悩まずに済むこと。・・・いつでも自分の強みを活かす方法を探すようにすれば、「こうすればいいんだ!」と、悩んでいたことも一歩前進します。

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 レポートには、強みと弱みの具体的な内容や、能力を伸ばすためのヒントもわかりやすく書かれていました。特に参考になったのが「あなたの脳の必勝パターン」という、1位から3位までの項目です。自分では特に意識せずに使っていた力を再認識することができ、勇気がわいてきます。

 せっかくのレポートを本棚にしまったままではもったいないので、これを使って今年の目標を考えてみました。

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  「大人でも、脳は毎日変化するため、定期的に再診断をして、最新の処方箋を受け取りましょう。」

と、レポートの最後に載っています。いつか、がんばって伸びた自分を確認する機会を作れたらうれしいな。

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