インボイスって増税なの?
インボイスの準備ってされていますか?
「適格請求書発行事業者登録番号」を取得する必要があります。
電子証明書の取得が結構手間なんですが、会計事務所に依頼されているところは、会計事務所の方で取得されている場合があります。
私は、コレに気が付かず取得して、登録番号を申請したところ、税務署の担当窓口から「電子証明書すでに取得されてますよ?新しい電子証明書で登録番号申請したら、過去の申請データがアクセスできなくなりますよ」との連絡をいただきました。
Macから申請したんですが、どうしてもWindowsが必要なところがあったりして、結構苦労したのに。。。(^^;
ま、スキルアップしたと納得してます(^^;
インボイス制度って?
さて、インボイス制度ってどう定義されているか。
「消費税の”仕入税額控除”の課題を解決し、控除金額を正しく計算するために導入される、「請求書の発行と受領」に関する制度」
と、仰々しく定義されています。。
どうも「消費税の”仕入税額控除”」に課題があるようです。
現在はどうなっているのか?
めっちゃ簡略して書いてますが、消費税の二重取りみたくなっています。
コレを補正しようとして、下記のようにしようとするのがインボイス制度です。
ではどこが増税?
店舗の部分で、年間の売上が1,000万円にならなかったら、消費税を納税する必要がありません。自動的に売上の10%がポッポナイナイできています。
それが今回はできなくなってしまいます。
インボイスは強制なの?
インボイスを導入したくなければしなくてもいいんです。
こんなふうにご自分の業態を考えて、メリットがなければ今まで通りでもOKです。
この場合、影響があるのは、図でいうとメーカーさんです。
店舗が払った消費税が控除されるのがされなくなってしまいます(^^;
見方を変えれば、メーカーさんとしては控除ができないので、今まで通りの消費税を払うだけなんですが。。
そんなわけで競合が多かったり、法人さん相手の場合は、相手さんに迷惑をかけることになるので、インボイス対応はしたほうがいいかと思います。あくまで、私の考えです(^^)
インボイス対応で思うこと
さて、私のところで提供しているクラウド請求サービス「アレコレナ」でも、登録番号をマスターに入れてもらったら、請求書に出力するようにしています。もちろん、軽減税率対応のフォーマットにしています。
ただ、送る方はコレでOKなんですが、問題はもらったほうかと思います。
登録番号が正しいかってのをチェックする必要が出てきます。
少なければ気にならないんでしょうけど、多かったらコレはコレでになるのではと予想しています(^^;
メール添付でPDFで来た請求書は、極力自動でチェックすることを考えてます。自分とこも大変なんで(^^;
終わりに。。。
増税というのは、国から見て収入が増えることですが、インボイス制度としてみたら増税っていう表現には??を持っています。
たしかに、物価が10%も20%上がっている中で、いままで払っていなかった消費税を払うことは大変です。事務処理も手間ですし。。
私ところでは、まずは今までお付き合いのある個人の方は非対応の方でも今まで通りお付き合いをしていく予定です。
上流、下流の両方に向けてできることをしていきます。
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