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「誰とやるか」を大切にしている理由

思わず散歩したくなるような春の陽気がやってきた。

3月も後半に差し掛かり、仕事の面では上半期末。

ロフトワークは10月が期初なので3月末で一旦折返し地点になります。
この時期になると楽しみなのが、半年に一度ある「社員が社員を褒め合う」制度、360°評価が行われること。

ぽかぽか陽気の中、さらに気分が良くなっているのは、この360°評価のフィードバックがまさに今日戻ってきたからです。

嬉しさでニヤニヤする顔を隠しながら、ぜひやってない会社・組織・チームにもオススメしたいなということで、360°評価の良さを勝手にまとめてみましたので、今日はポイントで紹介したいと思います。

その1:褒められまくる

基本、褒められます。
そんなに褒める!?っていうくらいに褒められます。
弱いところ、苦手なところ、欠点なんて1ミリも触れられません。
むしろ欠点すら褒められます。

「良いところを伸ばそう、苦手は補い合おう」という考え方。

オトナになると、普段そんなに褒められることってないですよね、、
なので、モーレツに嬉しい!

仕事がうまくいかなくて落ち込んだ日もこれを読めば元気になれます。

その2:評価してほしい人を自分で選べる

普通の組織なら、上司と部下の関係で、上司が評価する側で部下が評価される側ですよね。でも、この制度は通常の目標設定とか評価とは別のサイクルで成り立っているんです。直接的な評価面談とは異なり、「360°」と付いてる通り、誰が誰に評価してもらっても良い。当然、最近よく一緒に仕事してるプロジェクトメンバーは僕のことどう思ってるかな?とか、何なら、組織のトップ(諏訪さんとか千晶さん)にもオファーできちゃいます。頻繁に一緒にいるわけではなくても、自分をどう見てくれているかを聞くことができます。多くは語られなくても、愛あるメッセージから真意を汲み取ることができる。何が言いたいかというと、「自分で選べる」っていうのが大事なポイント。自分が認めている、信頼している人じゃなきゃ、評価されなくないですよね。だから、誰に評価してほしいかは自分で選ぶ。これがこの制度の醍醐味の一つだと思ってます。

その3:新たな自分を知ることができる

これもかなり重要ポイントです。先ほども書いたとおり、僕は普段一緒にプロジェクトをしている人以外にも360°評価のオファーをすることがあります。そうすると、様々な人の視点で、自分では気づかなかった自分の新たな一面を知ることができる。しかも、知らなかった側面をいきなり褒められる。ええー、この人からは僕はそんな風に見えていたのか、と目から鱗。
そして、感謝感激なわけです。

と、まあ他にも細かいところは色々あるんですが、とりあえずいま感じている360°評価制度の良いところを僕なりに褒めてみました(笑)

「何をやるかより、誰とやるか」

最後にちょっとだけ、僕が好きな働き方哲学ついて。
今の時代、好きなことや得意なことを仕事にできる、したほうが幸せだよ〜ってよく聞く話ではありますが、好きな仕事だって、細かく見れば嫌なことや面倒なこと、沢山あるわ!と言いたくなる人もそりゃあいますよね。

でも、そんな時でも一緒に働く仲間がいて、相談したり、愚痴だって言えるし、困ってること、悩んでることを話したら意外とスッキリして、余計なことが削ぎ落とされ、もう一度仕事に向き合えたり、全く違う視点で解決の糸口が見つかったりもする。

そういう最高なチームで仕事ができれば、正直「何をやるか」なんていくらでもアップデートできるし、楽しくできる。それは何も社内のメンバーだけに限った話ではないと思っています。クライアントワークを中心としてる僕たちは、社外の人たちも含めてのチームで、どれだけ楽しくクリエイティブな仕事ができるかが大事。つまり、何が言いたいかというと、

この人たちとなら、面白いコトが起こせる。

という関係性を日頃からどれだけつくっておけるかが、働く幸福度を決めるキーファクターなのではないかと思っています。その信頼関係、安心感、良い緊張感をつくる努力を怠らないようにする。そうすれば、いくらでもクリエイティブな挑戦ができると信じて日々、過ごしています。

360°評価のフィードバックを読むと、「いい仲間と働けてるなぁ」という素直な喜びとともに「期待に応えられるようにもっとがんばろう」と気合が入り、背筋が伸びる感じがします。

普段は照れ臭くて言えない、聞けない日本人にはぴったりな制度なのかも。

半期に一度、みんなで褒め合う制度、オススメですよ。

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