【読書メモ】『Chatter』イーサン・クロス
人間は嫌な経験について他者に話さずにはいられないのだ。
負の感情が強ければ強いほど、それについてますます多く話したがったのだ。
◎ チャッターを鎮めるためのさまざまなツール
・「こっそり他人を観察する」視点をとる
・中立的な傍観者の視点に立つ
・将来自分がどう感じるかを想像する
・日記をつける
・「距離を置いた自己対話」
…一人称「私」の代わりに二人称の「あなた」や
三人称の「彼」「彼女」「自分の名前」を使う
○ 自分の経験を一般化する
✕ 他人と感情を共有してもチャッターは減らない
→ ネガティブな経験を他人に話したところで、私たちを回復させる有意義
な助けにならない(「共同反芻」で不快な感情が蘇る)
→ 相手のニーズをよく考えずにアドバイスすれば、当人の「自己効力感」
を損なう
「It Gets Better(事態はよくなる)」
「目に見えない支援」
○ 環境の持つ力を利用する(自然に触れる)(整理整頓する)
○ プラシーボ効果、「儀式」をする(誰かと一緒にやると効果的)
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