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2024年のふぉっふぉっ抱負

私は2017年からこれまで、旅行関係のブログを細々と書いてきた。

〇〇への行き方や1泊2日の〇〇など、旅行へ行く人へ向けて「参考になるであろう有益」記事である。
しかし、最近は「わざわざ私が書かなくても良いのではないか…」などという気持ちになっている。

昔と違って情報は湯水のように溢れており、似たようなことを書いたブログはたくさんあるし、大事なことは大抵公式サイトに書いてあるからだ。
それに加えてGoogleのアップデートがあり、個人ブログがどんどん読まれなくなる傾向にある。

そもそも私は自分が旅行をするのが好きなのであって専門家になりたいわけではない。
自らを「旅行のプロ」と謳い、マイルやお得な予約を駆使しようとも思ってないし、飛行機や鉄道ついてに詳しくなろうとも思っていない。
SNSに自分が行った国の絵文字をつらつらと並べるような旅をしたいわけでもない。

旅先で自分が住んでる土地との違いを楽しんだり、感性のままに好きなものを食べて美しい景色を見れたらいいと思っている。
その中で感じた面白さや価値観を共有できた方が私としては面白いことなのだ。
なので旅行ブログよりも旅行エッセイの方が私のやりたいことと言える。

有益記事というのは、必要な時だけ頼られて、あとは見向きもされなくなるのだから、どこか体の関係だけの男女のようで寂しく思う。

そもそも結論ファーストの有益記事と起承転結型のエッセイは文章構成が違うので、今後はブログとは分けて書く必要があることは感じていた。
ブログの方はリライトしながら、金太郎あめにならないもののみ新記事を作成する。それも自分の備忘録の要素が強い。

どうしてこんなにエッセイに目覚めたのかといえば、昨年さくらももこ展へ行ったことで、些細な日常の大切さを思い出すことができたからだ。
当たり前の日常をこんなに面白おかしく、情緒溢れる切り取り方ができるものかと感銘を受けたのを覚えている。
私もこんな面白いエッセイを書いてみたい。

もちろん私にさくらももこのような面白いエッセイを書ける文才があるわけがないのだが、「日常を切り取る」というのは毎日がとても楽しくなるのではないかと思った。

そこで2024年抱負は日常の面白エッセイを書きながら、これまでの旅エッセイを完成させることにしたい。
特に書きたいのが、初めて行ったエジプト旅行と留学したオーストラリアについてである。

これまで書く、書くと言っておきながらもう10年以上が過ぎてしまった。
忘れてしまわぬようにこの時の資料はちゃんととってある。
しかし、とってあるだけなのだ。

もう書くなら今だ!
ケツを叩いて今こそ火をつけるのだ。

文章がもう少し上手く書けるようになったら、時間ができたら…などと言っていればそのまま資料とともにミイラになることは目に見えている。

文章は下手でも上手くても良い。
noteにどんどん書いていきたいと思う。

外へ出す。
生み出すことがとにかく大切なのだ。

しかしながらせっかくもらった長い正月休みは、そのほとんどが寝正月となってしまった。
新年早々私がおこなったことといえば、「Googleマップ名物、自転車で溝に落ちたおばさん」の聖地へ行くことだったので、この抱負もあまり信用してはいけない。

執筆のおやつにヤングドーナツをたべます🍩🍩🍩