【散歩】 東京・山手線内 『新選組』 ゆかりの地
こんにちは、くまがく散歩部のMarcoです。
今日は幕末・新選組に関わる場所を散歩していきます(先日、函館を巡ってきたので時代前後してしまいますが・・・)
新選組好きの方がよく行かれる場所として、京都市内や東京都日野市、函館などありますが、今日は「新選組の歴史としては大事なところだけど、でも行く機会ない・あまり行かない」という場所を3ヶ所巡っていきます。
【1】試衛館 跡(東京都新宿区)
東京は新宿区市谷柳町。
牛込柳町駅(都営大江戸線)から3〜5分くらい歩いた路地にある、言わずと知れた天然理心流の剣術道場『試衛館』の跡地があります。
静かな住宅街にひっそりとあり、ここで後の新選組幹部となる者同士がこの地で出会ったんだなぁという思いにふけます。
【2】伝通院(東京都文京区)
試衛館跡から牛込柳町駅に戻り、都営大江戸線 飯田橋・大門方面に向かって3つ目の春日駅で下車(乗車時間:約7分、ICカード優先:178円)。ちなみに「春日」の地は徳川3代将軍・家光の乳母、春日局に由来します。
春日駅から春日通り沿いを池袋・茗荷谷方面に向かい、緩やかな坂道を15分ほど歩くでしょうか、1つ目の交差点を右に曲がると正面に見えてきます。徳川14代将軍・家茂の京都上洛の警護目的として浪士隊が結成されたお寺・伝通院があります。
伝通院に着く直前に「指圧の心、母ごころ、押せば生命の泉湧く」で有名な浪越さんの指圧学校があります。
徳川将軍家の菩提寺、伝通院
内容については、ぜひ画像を大きくしてご覧ください
ちなみに伝通院には浪士隊を結成した清川八郎のお墓があります
【3】新選組局長・近藤勇 最後の地(東京都北区)
伝通院から春日駅に戻り、今度は路線を変更して都営三田線 巣鴨・西高島平方面に乗り、5つ目の新板橋駅で下車(乗車時間:約10分、ICカード優先:220円)。
「新選組、板橋」と聞けばお分かりだと思います。
新板橋駅から7〜8分ほど歩いたJR板橋駅東側に新選組局長・近藤勇の墓、土方歳三他、隊士の供養塔があり、試衛館メンバーで新選組二番隊組長・永倉新八の発起し作られたと言われています。
戊辰戦争の中、新政府軍に捕われてこの板橋で幽閉、この地が近藤勇にとっての最後の地となったのかぁという思いにふけます。
東京23区内にある新選組の歴史としてとても重要なポイント3ヶ所を巡りました。時代は大きく変化しましたが、自分なりに当時の状況を想像し、思いにふけながら楽しく巡ることができました。
新選組や歴史好きな方、そうでない方も公共交通を使いつつ散歩するにはちょうど良いかもしれません。
本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
次回の記事もよろしくお願いいたします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?