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美容院苦手問題

今日は意を決して髪を切ってきた。
たかが髪を切るのに意を決する必要があるのかと言われそうだが、十二分に必要である。美容院に行くのが苦手だ。

まずオーダーが苦手。
襟足は短めでトップは重めで前髪は眉にかかるくらいで、みたいな。今言ったのは適当だけどなんでみんなそんな注文の仕方ができるんだ、いつ習ったのか。学校は古文とか歴史とか教えてないでそういう社会に出るとき役に立つことを教えてくれ。義務教育の一環として教わるのが当たり前の世の中だったらそういう注文もできたと思う。

なぜこんな簡単なことができないかと言うと、仮にさっきのオーダーを言ったとして髪のプロである美容師に「こいつのオーダー変だな」と思われたくないからである。相手はプロなんだから事細かに指定なんかしたくない。できればおまかせでって言いたいけどおまかせって言われたら困るだろうし、おもむろにバリカンを取り出されて丸刈りにされてもこちらが困る。じゃあ「丸刈りは嫌なんだけどおまかせで」とか言えばいいのか。なんだよおまかせって言いながら嫌な髪型あんのかよ、とか、いやおまかせって言われたからって丸刈りにすると思ってんのこいつ、とか思われるかもしれない。

そんなに嫌なら写真の切り抜きやヘアカタログを利用して注文すればいいと言われそうなものだが、それもできない。なぜなら写真の人がイケメンすぎるから。なんであんなイケメンな必要があるの?世の人間はほとんどあの顔のレベルに該当しないのに。この髪にしてくださいって言ったら、いやこの顔にはなれないよって思われそうだからカタログは使えない。そんなこといちいち思わないだろうけど、わかってるけど。ヘアカタログなんか全部えなりかずきがやればいいのに。えなりかずきなら全然いける。このえなりにしてくださいって言える。
急にえなりさんの悪口を言った感じになってしまったけどそういうわけじゃなくて、みんな知ってる人でかつイケメンすぎない人でその顔型パートの髪型はその人が全部やってほしい。
結局今日もいつも通りうまいこと伝えることは出来ず、伸びた分だけ切ってもらった。しょうがないじゃないか。

あと今日は家に新しいテレビが届いた。知らなかったけど、ずっと10年以上前のテレビを使っていたらしい。テレビが変わったくらいでさほど違いはないと思っていたけど、全然違う。これはもう革命級に違う。反町とAKIRAのGTOくらい違う。
一番感動したのはベンザブロックのcm。綾瀬はるかさんはすごい綺麗だったし、北村匠海さんはすごいかっこよかったし、ミルクボーイ駒場さんはすごいマッチョだった。
とにかく映るものが全てめちゃくちゃ綺麗で4Kテレビってすごいなと感じていたら、4K映像はまた別で、4Kを流してるチャンネルが別にあるらしい。
これ以上綺麗ってどうなるんだ。もうそれは綺麗を越して作り物じゃないか。
突破ファイルも見たけど浜辺美波さんも福原遥さんも異常に可愛かったな、生で見たら感動超えて人生嫌になるかもしれない。
同年代見ると良くも悪くも刺激を受ける。
どうせならこの人生で大物になりたい。

万が一お金を捨てようという発想に至った場合のみ僕に引き受けさせてください。リターンはありません。