ブレーキ

今日は休みだったのでフリーターの分際で一丁前に昼寝をして夢を見た。今日の夢も最近よく見る夢と同じで「車のブレーキが効かない夢」だった。あまりにも僕の人生においてこの夢を見る確率が高い、回数が多すぎる。ネットの夢占いで調べてみたら「運気が低下している、もうすぐピンチが訪れる」と書いてあった。調べておいてなんだが、たかが人の夢から勝手にそんな決めつけをされるのが気に入らない。ただその先に「自分の知らない間に小さな不安や不満が積もってストレスになっている、感情のコントロールが出来なくなっている」と書いてあって、前の日記で書いた感情が抑えられなかった出来事を思い出し、急に自分の頭の中身を見透かされているような気がして「さっきは気に入らないと感じたけどこのサイトはよくできていて素晴らしいな」と無理やり考えるようにしながらページを閉じた。

さっき久々に連絡をした(こちらがインスタのストーリーに身の程もわきまえず勝手に反応した)高校の友達に「熊谷は関東で勤務してるの?」と聞かれて「関東でニートしてる」と返答して明らかに困惑させてしまった。久しぶりに話す人に対して軽く流して終わらすのは可哀想だからという相手の優しさから絞り出された特に当たり障りのない質問に対して社交辞令の定型文トークをこちらも返せば丸く収まるラリーを無駄な顕示欲と面倒みを詰めたリターンをしたことによりまたもう一つ相手の気遣いを増やしてしまった。良くない。実に良くない。相手の質問の中身には俺への興味など一ミリも含まれてないのだから。言うなればトークを柔らかく終わるためのポンピングブレーキなんだから。急ブレーキじゃなく止まるよ止まるよを暗に伝えるためのポンピングトークの部分に余計な要素を差すのは筋違いだから。事故の原因だから。良くないな。

例えが前半のブレーキの夢の話に引っ張られてんのよ、幅を広げろ。

万が一お金を捨てようという発想に至った場合のみ僕に引き受けさせてください。リターンはありません。