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西新宿散歩

ふと思い立って西新宿のパブリックアートを見てきました。

新宿の目

まずはJR新宿駅の西口地下広場にある、有名な目ん玉。
彫刻家・画家の宮下芳子さん作「新宿の目」(L'OEIL DE SHINJUKU)

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その名に相応しくとても目立つので、待ち合わせ場所にも使われているようです。
右上にある「スバルビル」は、1966年に地上部分に竣工した新宿スバルビルの名称であり、2019年に解体されました。その名残ですね。
インパクトあるビジュアルで、様々なメディアで見かけることがあります。最近だと椎名林檎さんのMV「鶏と蛇と豚」で使用されていました。


LOVE

これまた有名な立体文字インスタレーション。
アメリカの現代美術家ロバート・インディアナさん作「LOVE」。
たまたま工事中(並木の剪定中?)で逆にちょっとそういうアートのように撮れてしまいました。

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この彫刻はロバートさんの意思によって著作権登録されていないらしく、世界各地に複製・模倣・パロディが存在するそうです。


電話ボックス

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アートかなんなのか、新宿センタービルにある電話ボックス。メタリックでかっこいいです。とにかく情報が乏しくてデザイナーも分からず。Googleストリートビューで見たら同じ場所に3つあったけど現在は1つだけのよう。スマートフォンが老若男女に普及している今、利用者はどのくらいいるのでしょうか。


モード学園コクーンタワー

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広角機能の無いiPhone SEでなんとか全体像を収めようとパノラマモードで撮った結果、ずんぐりしてしまったコクーンタワー。丹下都市建築設計が設計した、建物自体がアートみたいなビルです。モード学園は専門学校なのですが、その名の通り繭(コクーン)の中で勉強し、社会へ羽ばたいていくコンセプトは素晴らしいですね。


SOMPO美術館

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通りがかって初めてその存在を知ったSOMPO美術館。曲線でできた建物で巨大なゾウのようにも見えました。設計は大成建設株式会社一級建築士事務所で、地上6階・地下1階建ての建物です。画家であった東郷青児さんのコレクションが主に所蔵されているそうです。

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アジアで唯一、ゴッホの「ひまわり」が展示されているそうです。というわけでエントランスにひまわりモニュメント。

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2階の床が見えている正面。

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2階はミュージアムショップとカフェ(休業中でした)が併設されています。

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天井が印象的でした。

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窓からコクーンタワーがご覧いただけます。


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SOMPO美術館の中では新進作家の公募展「FACE展2021」が開催されていました。今回で9回目だそうです。グランプリ、優秀賞、読売新聞社賞、審査員特別賞、オーディエンス賞などが設けられており、グランプリが上の画像の絵画で、魏 嘉さんの「sweet potato」という作品です。撮影可能でした。

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オーディエンス賞のための投票用紙をもらったので、わたしも一票投じてきました。自分の一票が誰かの未来に繋がったら嬉しいですね。選挙へ行こう。(違う)

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所蔵品のゴッホ作ひまわり。ひまわりは全部で7点あるそうですが、1点は焼失し、世界に残る6点のうち1点が日本で見られるってすごいですね。焼失してしまったのも日本みたいですが。。

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撮影可能のため、田舎者なので大層ありがたがって撮っていたら学芸員さんにもっと近寄って撮って良いですよと言っていただき、近寄って撮ったひまわり。


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美術館のシンボルマークは東郷青児さんの作品《超現実派の散歩》をモチーフとして作られたそうです。帰りがけに階段にあった、ちょっぴりサイコ風なメッセージをご拝読の上、そのシンボルマークをご覧いただきたい。

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意外とシンプル。



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