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TERADA ART COMPLEX

今年の7月にSNSで見かけたインスタレーションを見に、倉庫をリノベーションしたというTERADA ART COMPLEXへ行ってきました。倉庫は2つあり、現在17のギャラリーとカフェが入居しているようです。

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TERADA ART COMPLEX Ⅰ 窓の少ない重厚な外観。

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ごついエレベーター。使用中ランプの点いている時はボタンを押してはいけないそうです。

ANOMALY

お目当てだったのはANOMALYで開催中の玉山拓郎氏の個展「Anything will slip off / If cut diagonally」でした。

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ネオンカラーの複数の照明が天井から斜めに吊られ、不安定感とぼんやり明るく不思議な空間になっていました。

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元倉庫なだけあって天井が高く、窓もないのでこういった展示が映えますね。

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照明の下にはバーカウンターがあり、コップが一つ置かれています。

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コップの中の液体は斜めに傾いています。他にも、モビールみたいにくるくる回るモップ、落ちたパスタ、謎の金属ボールなどがありました。

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斜めに傾いたランプ。あえて横にして撮ったのですが、これは右側が地面で、下側が壁です。

「Anything will slip off / If cut diagonally」
(斜めに切れば/何もかも滑り落ちる)

MAKI

別のギャラリーも見て回りました。

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花井祐介「Conversation, 2019」
ストリート感あるグラフィックと立体作品で、配色も含めめっちゃ好きです。欲しい!

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Ly「LUVS, 2021」

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タムラサトル「Point of contact #3, 2020」
説明し難いのですが、手間にある台の上を棒が擦れるように移動するとバチバチと火花?が散って、無数にある電球も同じタイミングでチカチカするという作品でした。

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Jonus Wood「Tennis Court Drawings, 2016-2018」
たくさんの絵画が並べられていますが、すべてテニスコートです。

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ひとつひとつ違います。なんらかの風刺とかあるのでしょうか…?

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そして奥に行くと壁全面テニスボールのトイレ!天井が鏡となっています。(自撮り)

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隣はバスケットボール。なぜ。
そしてこれらのトイレには注意書きがあります。

Please do not use these restrooms.
They are an art installations.

もよおさなくて良かったです。

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田村琢郎「Lovers#6, 2020」
絡み合うカーブミラー。渋谷のMIYASHITA PARK内のカフェでも見たことがありました。

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TERADA ART COMPLEX Ⅱ へ移動します。手前のがカフェです。おしゃれでした。

YUKIKO MIZUTANI

松本セイジ氏の個展「EVERYDAY」が開催されていました。
ねずみのANDYのイラストがとても可愛い。

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↑ 一番好き。

・・・といった感じでTERADA ART COMPLEXの一応全ての階を回ったものの、じっくり全ギャラリーの展示を見るのは難しそうな感じで、気になる展示に行って、ちょっと他のギャラリーも見てみよう、という気分がちょうど良さそうでした。何より、全部無料で観覧できたのがすごいなと思います。東京近郊にお住まいの方はぜひ一度足を運んでみてほしいです。

TERADA ART COMPLEX
所在地:東京都品川区東品川2-6-10
アクセス:りんかい線・天王洲アイル駅「B出口」より徒歩約8分
     東京モノレール羽田空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約11分
(私は品川駅からバスで行きました)
URL:https://terrada-art-complex.com

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