ユージーン・スタジオ 新しい海

画像1 今年の1月に東京都現代美術館で開催されていた「ユージーン・スタジオ 新しい海(EUGENE STUDIO After the rainbow)」に行きました。
画像2 ただの真っ白いキャンバスかと思いきや、「ホワイトペインティング」シリーズという作品。アメリカ・メキシコ・イタリア・スペイン等の国々で100名以上にわたって人々に声をかけてキャンバスに口づけをしてもらったそうです。何もないようで、国・人種・信仰が違う様々な人の痕跡が集っています。壮大。
画像3 美術館の一部に水が張られた作品「海底」"もし海の水位が今よりも高ければ、美術館ではここが最も深いだろう。この広間に、海をもってくることにした。" 壮大。
画像4 「レインボーペインティング」シリーズ。点画による油彩画。点の一つ一つが人を表していて、その一粒一粒に色差があり、全体を見ると虹色の淡いグラデーションになっている。
画像5 「あるスポーツ史家の部屋と夢 #連弾 」スポーツの構造をチェスによる頭脳分析とドラムによる共鳴・共振現象によって再構築しようとしたものである、と書いてあったのですが凡人の私には何がなんやら!
画像6 「善悪の荒野」"テーブル、椅子、油彩画、燭台、大理石の柱といった部屋の調度品が破壊され、焼き払われ、その灰や塵とともに、まるで時が止まったようにガラスケースの中に納められている。"
画像7
画像8
画像9
画像10 このボロボロの部屋の作品が一番綺麗だなと思ってしまいました。
画像11 人だかりができてたので近寄ってみると、金の粒がサラサラと落ちていってました。
画像12 「ゴールドレイン」"天から降り注ぐように金箔と銀箔の粒子が舞い降りる作品"
画像13 映像作品「夢」。
画像14 二人の人物がドビュッシーの「夢想」を連弾(指だけ)している作品。
画像15 "全く関係のないふたりが、唯一想像で紡ぎあげられること。これはひとつのコミュニケーションなのだと思う。ここ以外ではつながりえなかったという意味で。"

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?