熊谷次郎のプログラミングとクラファンの日記第八回

 いきなりですが、クラウドファンディングでお金を集めることはやめることにしました。理由は、コネも何にもない状態ではお金を集める為にやる行動に時間がかかりすぎるということにつきます。Twitterのアカウントのプロフィール欄を見てDMやメールを送るのですが、この作業が手動だと5時間くらいかけて85通しか送れない。100通あって返事が来るのが1通あればいい、その十分の一が一番安い支援をしてくれるという状況では、50時間で千円のリターンと考えるとどう考えても働いた方がマシです。

 その上、誰かにお金を払ってもらうという行為が自分の中で精神上よろしくない。どこかに負い目を感じてしまいます。他人に頼むのが嫌なのに、それを延々とやらなきゃいけないのは正直苦痛です。自分の中ではリターンなどに自信があっても、他人はそうは思わないということも学びました。

 考えたリターンも作った後にこちらの時間を取られたり、明日死ぬかもしれないのに何年後も生きていなきゃいけないようなリターンもあってどう考えても確実ではない。だから、仮にお金を払ってもらったらやらなきゃいけないのでこっちがドキドキする。そんな状況では続けるのも難しいでしょう。

 クラウドファンディングはサービスの開発資金を作るのではなく、サービスの告知と割り切ってやらなければいけないものだということがわかりました。広めるものが手元にないのにやっても、人は集まりません。

 広告も打てないので僕が何もしなくなった時点でこのクラファンは終了です。言えるのは、僕だけが動いたのでその間生活費が稼げなかった以外には費用がかかっていないことは良かった点かなくらいなものでしょうか。

 これからは、今作っているサービスを働きながら作って、そのサービスを元にフリーランスになって、週四で今よりももっと稼げるようになって、自分が作りたいサービスを延々と作って広めていくことでしょうか。まあ自分の中の大風呂敷はだいぶ縮まりましたが、死のうと思うほどではないです。多くの人間が世界一の大企業を作るような気持ちで頑張って、その上で最終的に年収一千万円に行くか行かないかくらいの生活になるものなのかもしれないので、死ぬ気で頑張らなきゃいけないんだなと思いました。自分のできる範囲で頑張り続けることを選びます。

 尚、明日からはタイトルにクラファンはなくなる予定です。今日書けるのは以上です。


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