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自己紹介

私は青森県青森市出身の26歳。くまがいです。
写真は青森市が誇るねぶた祭りの写真です。笑

自分のことについて、仕事のことを中心にに書きます。

「これまで」編と、「現在・これから」編で分けます。

これまでの自分

遡ること15年前、小学生の時に職業講話で青年海外協力隊のこと、アフリカのストリートチルドレンのことを知り衝撃を受けました。そして憧れから青年海外協力隊としていつか海外に行きたいなと思うようになりました。それがきっかけで「人の助けになる仕事がしたい」と漠然とした目標を持ち、地元公立大学の社会福祉学科(※1)に入りました。

大学在学中、障害児支援に関するアルバイトをいくつか紹介してもらえる機会が重なり、4年間緩やかに自閉症児支援に携わっていました。内容としては、養護学校寄宿舎や、自閉症児のみを対象とする私設通所施設の指導員です。また、JICA訓練所のある二本松市での説明会に参加したのですが先輩隊員の話から、「今の自分だと大卒業後すぐに協力隊に行ったら何もできずに終わる」と感じ、就職することにしました。

大学生活での経験から卒業後は、障害児者支援をしているNPO法人に入りました。(働いている途中から社会福祉法人になりました)
私がいた法人はすごく大きい法人というわけではありませんが、児童から成人まで幅広くサービスを展開しています。また、昔ながらの福祉施設のステレオタイプ的雰囲気はなく、地域に根ざした柔軟な取り組みや自由な社風が魅力の法人です。

入社1年目は児童および成人就労施設の指導員、2・3年目は成人就労施設の現場リーダー、4年目は成人就労施設の主任として働きました。人の上に立つには若い年齢だったので、苦労もたくさんしましたが、同僚・上司・さまざまな人に助けられて楽しい3年間半でした。母親と同じくらいの年齢の方、新卒の後輩、少し年下の同期など色んな方の上司として働かせてもらいました。上に立ったというより「上に立たせてもらった」という表現の方が正しいです。本当に助けてもらいました。私は就労施設の担当で、ラーメンやコーヒー焙煎、ワッフル、農業、はた織り、藍染などなど色んなことに取り組んでいました。そのため働いている中で、商品開発をしたり、売上計算をしたり、イベントに出店したり、福祉とビジネスの両方を経験することができました。

そして3年半働いた会社を休職し、現在は青年海外協力隊としてヨルダンにいます。私のわがままを許して、籍を残したままにしてくれた法人の皆様には本当に感謝しています。特に、理事長には成長の機会を数えきれないくらいいただき、相談にもたくさんのっていただきました。感謝してもしきれない。。。


現在・これからの自分


というわけで、ヨルダンのワディムサという町で2019年12月〜2021年の12月まで合計2年間協力隊として活動していきます。分野は障害児者支援で、ざっくり書くと自閉症の支援方法の伝達が一応の派遣理由です。仕事としては障害児者支援だけやってきたので、自分が唯一「知ってる」と言える分野かなと思います。実際に活動をしてみて、ヨルダンと日本の支援の違いを感じることは多々あります。とにかく自分が知っていること・必要だと思うことを実践してみようと思います。自分が正しいと思い込まず、ヨルダンにいる人たちから色んなことが吸収できたらいいなあ。

私の活動先は長期休みがあるので活動以外にやりたいことをいくつか持っていて、
挑戦してみたいことは、ヨルダンでWWOOF(※2)、ダイビング。目標を持って一定の成果を出したいのが、英語、アラビア語(方言・正則)、ジャグリング、ウード(※3)。あとは、心から気の許せるヨルダン人の友達を1人作ること。かなり分野がばらついていますが、1つ1つ自分なりにやりたい理由があるので、今度文章として書けたらいいなと思います。

そして、活動終了後は休職中の法人に戻って働く予定です。これを話すと「海外に出た経験を活かさないのはもったいない」と言われることもありますが、日本に帰っても間違いなく経験は活かせていけるし、何より私は元の仕事が大好きです。海外で働いていると実情が見えず、なんとなくスケールが大きく見えてしまいますが、どの場所にいても、地域や人のためになる仕事をすることが一番大切だと私は思っています。そして私がいた法人は間違いなく地域のためになっていたと自信を持って言えます。なので、戻って働くのもまた楽しみです!

その後のことはわかりませんが、アフリカのストリートチルドレンがきっかけで興味を持った青年海外協力隊なので、いつかそういった支援にも携われたらなと思っていたり、在職中にタイやスウェーデンに福祉に関する研修で行ってから海外の福祉について興味を持っていて、海外の大学院にもいつか進学してみたいなと思っていたりします。どちらも決して不可能な目標ではないので、一歩一歩進んでいけたらと思います。


※1 社会福祉士と介護福祉士は何が違うのかと聞かれることがとても多いので、wikipediaから文章を引用すると


社会福祉士は、社会福祉士及び介護福祉士法を用い、医療・福祉・教育・行政機関等にて日常生活を営むのに問題がある人からの相談に対して助言や指導、援助を行なう専門職である。

このwilipediaの文章はぼんやりとしてわかりにくいのですが、
社会福祉士は支援対象が幅広く、働いている場所も様々なので社会福祉士の業務を説明すると多分レポート1枚くらいの文章量が必要になるんじゃないかなと思います。社会福祉士は誰が支援対象で、どういうところで働いているのか気になったら調べてみてください。

※2 ウーフは(WWOOF:World-Wide Opportunities on Organic Farms )という意味で、オーガニックファームで労働力を提供する代わりにその日の宿やご飯を提供してもらえるサービス。私はニュージーランドで1週間だけ経験があります。前に調べたらヨルダンでもウーフができる場所があるらしい。

※3 ウード(oud)はアラブ音楽圏で使われる弦楽器で、ギターの祖先と言われてるらしいです。ヨルダンに来て割とすぐに購入しました。

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