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第2回台湾旅行・食べた物まとめ

11月末から3泊4日で、台湾旅行に行ってきました。実に4年ぶりの台湾。2019年に台湾に行ってめちゃくちゃハマり、毎年台湾に行こうと決めてたのにその翌年の1月からコロナ禍が始まり、台湾愛をこじらせるだけの日々を送ってきましたが、ようやく行けました。

前回は台湾に対してはそれほど興味がありませんでしたが、今回は解像度がバリバリに上がったうえでの旅行でしたので、何もかもが新鮮! 視覚・嗅覚・聴覚・味覚をフル回転させて台湾を楽しんできました。

そこで、今回の台湾旅行で記事をひとつ書こうと思いましたが、たぶんめちゃくちゃ長くなりそうなので、とりあえず今回は食べ物編ということで、食べた物だけを紹介していきたいと思います。


1.バーガーキングの覇王椒麻烤牛

いきなりバーキン!しかも包装してるものしか写真がないという。とりあえず次の食事まで時間が空くことがわかってたので、空港で腹ごしらえをしました。

この覇王椒麻烤牛は、台湾限定でしかも期間限定なので、可能なら食べたいと思ってたものの1つでした。普通のワッパーに花椒がきいたピリ辛ソースがついていておいしかったです。日本にもカモン!

2.木瓜牛奶(パパイヤミルク)

台北地下街の19番出口付近にある「Soft Drink Bar TTI」のパパイヤミルク。パパイヤと牛乳と氷をミキサーでかけるだけのシンプル製法。自然の甘さとトローリとしたクリーム感が最高の一杯でした。

また、帰るときにもここで西瓜汁(スイカジュース)を飲みましたが、これもめっさおいしかったです。スイカのめんどくさいところ(種があって皮が青臭くて汁が飛び散って服が汚れるところ)が全部なくなってて、神の飲み物になってました。オススメです。

3.三媽臭臭鍋の大腸臭臭鍋

髭男のPretenderのPVに出てくることで有名な、三媽臭臭鍋というお店の鍋。人気チェーン店らしく、行列も凄かったです。大腸臭臭鍋という名前にあるように、大腸と臭豆腐が入ってます。臭豆腐は4cmの立方体が2つ入ってるぐらいの量でした。

他にもキャベツやエノキといった野菜や、豚の血を固めた猪血(生レバーみたいでめっさおいしい)、うずらの卵やソーセージなんかも入ってます。上に乗ってるのは王子麺という、日本で言うブタ麺みたいな立場のやつです。本来はご飯がついてきますが、+50円ぐらい出すことでこの麺に変更してもらえます。

臭豆腐を一度食べてみたいと思っていたのですが、そもそも豆腐が嫌いなので大量にはいらない、一口ぐらいでいい……と思ってたところにこれを見つけたのでチャレンジしてみましたが、うん、やっぱり臭豆腐は別に食べなくていいかなって気分になりましたʕ^ᴥ^ʔ

4.阜杭豆漿の鹹豆漿と蛋餅と豆漿ジュース

阜杭豆漿という有名な朝ごはん屋さんがありまして、まあ有名どころなら一度行っとこうかという気持ちで行ってみました。1時間ほど並ぶため普通の旅行の日程には組み込みにくいのですが、この日は金曜日の7時半ぐらいだったせいか、30分ほどでレジ前まで行けました。

鹹豆漿は豆乳のスープにザーサイや油條(ヨウティアオ)と呼ばれる揚げパンなどが入っている、やや塩気のあるスープです。スープは豆乳のやさしい味わいで、胃のつかれてるときに飲むと良さそうな感じ。これはおいしくて良かったです。

油條はサクサクというよりカリカリな状態で、しかもやや焦げた味があったので、ちょっとこちらの油條は自分は好きなタイプではありませんでした。

蛋餅は卵焼きを包んだクレープ。こちらもおいしかったです。ただ店を出たあとで「そういや別のところじゃこれにソースかかってたな……」と思いだしたので、もしかしたらこれにかけるソースがどこかにあったのかもしれません。

最後に持ち帰りで移動中に飲もうと思っていた豆漿ですが、これは豆乳のジュースに砂糖が入ってる感じのもの。一般的に豆漿は激甘なところが多いのですが、これは甘さは控えめだったので飲みやすかったです。

5.頂呱呱(T.K.K)のチキンセット

頂呱呱というフライドチキンのチェーン店のセット。台湾にしかないチェーン店だからこれは食べておかねばと思ったら、どうやら日本にもあったらしい。不覚。

チキン2種類に、サツマイモのフライドポテト、それと中によくわからないクリームの入ったパンにコーラのセット。味はどれも普通でした。ちな桃園空港の保安チェックの先にもお店があったけど、台北市内よりも200円ぐらい高くなってました。

6.魷魚米粉(スルメイカのビーフンスープ)

南機場夜市にある両喜号魷魚羹というお店で食べた、魷魚(スルメイカ)のとろみスープ。これが今回の旅行で一番おいしかった食べ物かも。

台湾のスルメイカが絶品と聞いていたので、どこかで食べようと思っていました。南機場夜市で狙ってた水餃子店がお休みだったので、急遽、そこらへんにあったお店にふらっと立ち寄ってこれを頼んだら、まーおいしいこと。

イカが新鮮で味わい深く、しかもやわらかくて、これが台湾のスルメイカかー!と驚きました。一緒に入っていた魚のつみれ(魚丸)もおいしくて、とろみのついたスープがよくからまって最高でした。これはマジ食べてみてほしいです。

7.地瓜球

さつまいもの粉を練ってふわっふわもっちもちに揚げたもの。これも絶品。次に日本で流行ってほしいスイーツNo.1なやつ。一口食べると口中にさつまいもの風味と甘さが広がります。それでいてカロリー低めなので、ちょっとしたおやつにピッタリ。

これは南機場夜市で買いましたが、どこにでも売ってて、たぶんどこで買ってもそんなに味は変わらないと思います。

8.肉鬆麺包

台湾のファミマで買ったローソンのパン。肉鬆は「ローソン」って発音します。行きたいお店が閉まってたので諦めてコンビニで朝ごはんとしてこれを買いました。肉鬆は「でんぶ」って訳されるんですが、なんだかよくわからない食材です。肉の粉……?みたいな?

日本料理にはない食材なので、一度本場のを食べておこうと思ってこれを食べてみましたが、正直味は普通だったかな……。

9.葱油餅

淡水老街の商店街にあったお店で買った葱油餅(ツォンヨウビン)。クレープ生地の中に、ネギとニラと春雨?ビーフン?が入ってます。アツアツで食べ応えがありおいしかったです。

似たようなのに葱抓餅というのがありますが、これとは別物です。(なお、葱抓餅は日本では業務スーパーが冷凍のを売ってて、たまに買ってます。)

10.阿給

淡水文化阿給の阿給。名前から想像できない食べ物1位。阿給(アーゲイ)って言います。簡単に説明すると、油揚げの中にビーフンが入っていて、甘い味噌だれがかかっています。

この味噌だれがかなり好きな味でしたが、油揚げ部分が自分は余計だなって感じたので、星2つですʕ•ᴥ←ʔ☆ でも人によっては台湾で食べてきたものの中で一番おいしいと言う人もいるぐらいなので、ぜひ一度、食べてみてください。

ちなみにここのお店、先に注文して席で待つタイプで、注文場所がちょっと離れてるので気を付けてください。食べる場所の横にオモチャ屋があって、その横に注文場所があります。奥の方で食事スペースと繋がってます。

11.オリジナルケーキ(現烤蛋糕)

淡水老街で買った、いわゆる台湾カステラ。台湾カステラの発祥のお店がここらしい。前回台湾に行ったときは存在すら知らず、日本に帰ってきたら台湾カステラがブームになり始めたので、ずっと気になってました。やっと本場のを食べられました。

噂に聞く通り、「ふわしゅわ」という形容がぴったり。できたて熱々のをちぎって食べると、ふわふわで口の中で溶けます。それでいて甘すぎず、あっというまに半分食べてしまいました。

12.滷味

阿國滷味の滷味。外国人旅行者が注文しづらい屋台料理No.1。これもめちゃくちゃおいしかったです。滷味はよく「薬膳味」と言われますが、濃厚でもなくさっぱりでもなく薬っぽさもなく、日本人の口に合う味だと思いました。行列ができるのも頷けます。

ちなみに注文の仕方ですが、順番が来たら籠に好きなものを取って店員に渡します。このとき籠の番号を覚えてもその番号が呼ばれたときに聞き取れないと思うので、籠の位置を目で追い続けましょう。このとき、「後ろに下がって」的なことをジェスチャーで言われた気がするのですが、見失ったら最後なので、やむを得ず無視して目で追い続けました。

自分の籠が処理される番になると呼ばれて、そのときに切り方とか色々聞かれますが、どうせ理解できないので、Google翻訳とか使って「我會把它留給你(おまかせします)」と書いたものを店員に見せましょう。辛味が欲しいときはこれに「少辣」も付け足して。

すると、キクラゲとか大腸とか小さい物を、店員さんが勝手に最低量まで補充してくれます。それをビニール袋に入れて、タレとかパウダーとか入れて振って混ぜてくれます。そこでお金を払います。

この仕組みがわからずに、食べたい量だけ取ってたら、勝手に補充されて大量になって1200円分くらいになってしまいました。なので滷味は3種類ぐらいに抑えて選ぶのがコツだと学びました。次に台湾に行ったときも再チャレンジしたいと思います。

なお、滷味自体の写真はまあまあグロテスクなので、インスタにアップするのはオススメしませんʕ´•ᴥ•ʔおいしいんだけどね、もろ臓物って感じ。

13.米糕と滷蛋

大橋頭米糕の肥肉米糕と滷蛋。米糕はおこわ、肥肉は脂身の多い豚肉、滷蛋は煮卵のことです。おこわは粽ほどは密度は高くなく、炊き込みご飯に近い感じでした。でも豚肉と相性が良くて、ぺろりと食べてしまいました。

それと滷蛋、これがめっさおいしかった。どうせただの煮卵でしょう?と思ってそれまで一度も食べたことなかったのですが、こんなにおいしいとは、食わず嫌いでもったいないことをしてました。

どこに行ってもだいたい1個75円ぐらいで売られてるので、見かけたら頼みましょう。似たようなのに茶葉蛋というのもありますが、見た目は似てますがこれとは別物なので注意。

14.魚丸湯

永楽担仔麺の魚丸湯。この店、『孤独のグルメ』で五郎さんが訪れた店としても有名。南機場夜市のイカスープに入っていたつみれ(魚丸)が、果たして本当に魚丸だったのだろうか、もしかして貢丸だったのではなかろうか、という疑問が湧いたため、急遽食べてみました。

で、食べた結論としては、「確かに魚丸だったけど店によって味が大きく違う」ということが判明。おいしいけど南機場夜市のものには敵わない味でした。けどちょっと体が冷えてたので、体があったまって良かったです。

15.油飯

永楽担仔麺のすぐそばにある、永楽市場の中にある林合発油飯店の油飯。朝に米糕食べてたのを忘れて注文してた。このお店、大行列ができてるので、ツアーで来たらたぶん買えないやつ。

中身は見ての通り、またしてもおこわ。これに味付けされたシイタケが乗ってます。他の人はこれに手羽先とか煮卵とか乗せてたみたいですが、魚丸湯も食べたばかりでとても食べきれないと思って、油飯だけを買いました。

行列ができてたので期待値は高かったのですが、味は割と普通だったかな……全体的に薄味で、並ぶほどじゃないなって思いました。まあそれが知れて良かった。

15.大根餅と甜不辣

これが最後。空港で食べた大根餅と甜不辣。大根餅は串に刺さってる方で、大根と米粉を練って揚げたもの?だったかな。名前は知ってたけど食べたことがないから食べてみた、ってだけで、味は普通だった。もちもち。

甜不辣はてんぷらって読めるし実際発音もテンプーラーだけど天ぷらじゃないやつ。さつま揚げに近いらしい。イカのすり身ともちもちする粉?とを練り込んで揚げて胡椒で味付けされたやつ。

これがめっさおいしかった。今回の旅でおいしかったものTOP3の1つがこれ。場所によってこの甜不辣にも格差があるらしいですが、桃園第1ターミナルの熊のマークのお店の甜不辣はおいしかったので、今日はこれだけでも覚えて帰ってください。

終わりに

以上が今回の台湾旅行で食べた物でした。多くのものにパクチーが入っていたので、パクチーが苦手な人は台湾に行くときは気を付けてください。不要香菜(ブーヤオシャンツァイ)って言えばパクチーなしにしてくれると思いますので、これの発音だけしっかり練習していってください。

もうすでに台湾ロスの状態になっています。今日はパクチーラーメンを食べました。またすぐにでも台湾に行きたいわん。我想去台灣喔~ʕ´ᴥ`ʔ

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