第6回:コロナを理由にメディアに晒し者にされた夜の街

ペンギン村からおはこんばんちは。くまちょです。

アウトプットとして、最近ハマってるTBSラジオで田村淳さんの番組が抜粋されてるポッドキャストを聞いていますが、ある回でゲストとして来られた手嶋マキさん(歌舞伎町で色々やってる人、スマッパグループ会長)が面白い話をしていたので記します。
※ポッドキャスト他のポッドキャストも面白いので是非聞いてみてください。

●一部のものを悪者として晒す政治手法
昨年2020年に歌舞伎町でコロナクラスターが出て、"夜の街"関連は避けるべきだ、と取り上げられたのは記憶に新しいと思います。
小池さんは夜の街=外食などの飲み会、と表現したのかもしれませんが、世の中は夜の街=ホスト、キャバクラと認識しました。
その結果、ホストやキャバクラはメディアに悪として晒されて、国民はみんなで一部の組織を悪い悪いと言って安心する流れとなりました。
ホストやキャバに行かなければ、クラスター感染がなくなるという認識はお門違いで、会食をしないが正でした。
結局、後々になってホストやキャバは悪くないと人々は気づいていきました。

●メディア(記者)たちは…
手嶋さんは連日取材に来るメディアに対して、メディアの1記事が良くも悪くも世の中の多くの行動を帰ると伝えていたそうです。つまり、ホストやキャバクラに特化した情報を取り上げるのではなく会食自体に気をつけなければならないことを伝えてほしいと。
しかし、記者としても思い通りの質問に対して思い通りの回答しか求めておらず、取材に行く前からおおよそ筋書きは決まっているそうです。そしてホストやキャバクラが叩かれるだけで、結局GOTO eatなどで会食も制限されず、第3波が来たんだと思います。

●実際の歌舞伎町は…
一見さんや観光客向けのお店は悉く潰れていったようで、逆に常連さんがいるお店はあまりコロナの影響は受けなかったとのこと。こういう話を聞くと、やはり、人間の信頼関係は本当に大切なのだと気付かされます。

●学んだこと
ニュースはメディアに加工されてることは知っていたが、話し手が当事者の場合に入ってくる情報が全然違うことに驚いた。これがオリジナルの情報かと。

●蛇足
蛇足ですが、手嶋さんは歌舞伎町に本屋さんを構えたり、さらには介護事業にまで参入されているそうです。介護事業は、ホストのコミュニケーションスキルのノウハウを適用したい、が始まりだったそうです。ただ、今は単一で見ると赤字だそうです。今後に期待!
面白かったのは本屋さん!
ホストの後輩に本読め‼︎と言っても読まなかったので本屋を経営させたら自分の売ってるものだから興味を持って読むようになるんじゃないか⁈と思ったのがきっかけだったそうです。
頭ごなしに読め読め!ではなく、角度を変えた視点からアプローチする姿勢が純粋に面白いですね。参考にさせて戴きます。

メモ程度に書きましたが、読んで頂きありがとうございます。

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