リポスト:これからの時代体育会系マインドはホントヤバいです

長い間子育てをしてきて、これからも続くわけですが、子供が複数人だと子育て期間が長いので、最初の子が生まれた頃と今とで社会情勢とか世の中の空気とかがかなり変わってきています。

バリバリ体育会系で生きてきた方(男性も女性も変わらず)が一般企業に就職し、たまたま体育会系の上司にあたってウマがあうと、上司の「仕打ち」に気付かないことが多いようです。

で、自分が上司になり、部下になんのきなしにした「かわいがり」が即パワハラ認定、ということになります。

今は社内通報制度が充実しています。

昔は体育会系の上下関係と世の中の仕組みとがほぼほぼオーバラップしていました。体育会系は世の中の仕組みをオーバに表現しているだけでした。

ですから、大学の体育会系は就職活動で強かったのです。

そして、聞いた話しでは今でも強いらしい。おそらく、惰性でそれが続いてるんだと思います。人事採用側としては、体育会系イコール「ちょっとやそっとでは辞めない」ぐらいな軽い考えなのだと思う。

でもこれからの時代は体育会系マインドどっぷりな方が社内に残ると、コンプライアンス的なリスクが増大します。

ちなみに、体育会系な方の人格を否定しているわけではないのですよ。


親が体育会系の場合当然それを全肯定して子供を体育会系に育てます。それは、ほんの10年ぐらい前までであれば問題なかった。でも今は問題大ありです。

たとえば、昔の空手道では、師匠から絶対に街で喧嘩しないようにということもセットで教わりました。

それと同じように、体育会系風に子供を育てるのは各家庭の自由なんですけど、セットで「むやみやたらにパワハラしないように」ということも教えなければいけないと思います。

が、どの家庭もそういうことはしないのでしょう。


私は肯定的にとらえていますが、今の時代、なかなかやんちゃな乱暴者は学校で、クラスで、かなり肩身が狭くなってきています。

今学校で、力で牛耳っていくのはほとんど不可能です。なぜなら、昔よりも「おとなしい子の親たち」の勢力が強大になってきているからです。

昔は「おとなしい子の親たち」のパワーが学校に介入することはほとんどありませんでした。

でもいちばんの問題は、やんちゃな子自身が苦しいんですよ。その子は、育てられたとおりに、ナチュラルに振る舞ってるだけなんです。

ほんとに自然に女の子をこづいたり、クラスメートを蹴ったりします。コミュニケーションの一環として。

それが大問題に発展していきます。つまり、学校でもハラスメント認定されるのです。

でも、それが行き過ぎるのはよくないのかもしれませんが、そもそも子供の子供に対する暴力が学校という閉鎖空間の中で許容されていたこと自体が実は間違っていたのではないか、というのが私の現在の意見です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?