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書評のようなもの ビッグデータ・ベースボール

2020年10月24日
こちらの本ホントに参考になるところが多くて、別なとこに長文書いたような気がするんだけど(うろおぼえ)
とにかく、「ピッチフレーミング」こそが最初の守備であると。
キャッチャーはそれができれば打てなくてもいいのだと。
「ピッチフレーミング」とはキャッチャーがストライクゾーン境界線のほんの少し外の「ボール」をストライクに見せる技術のことだそうです。
日本のキャッチャーであればきわどいボール球のキャッチングの際にびみょうにミットをずらしたりしますが、あれはけっこうロコツなのでアンパイアは逆に、あ、ミットずらしたということはボールだったんだな、という心理が働いてしまう。
それだけではなくもう少し総合的で高度な技術のことなのであろうと推測。
ボールがストライクになる、つまりボール「をストライクにする」技術こそが守備なのだと。
それが上手なキャッチャーはペナントレースにおいて何試合も負け試合を勝ち試合にし、負け投手になるはずのピッチャーを勝ち投手に導いている。
そこまでは、なるほどなあと理解できるのだが、やはり驚きなのはそれがビッグデータで判明するところなのでしょう。
この話も含め、いろいろビジネスに応用できるなあと思いながら読んでいましたがよく考えるとベースボールこそが超巨大なビジネスなのでした。

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