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Today`s songs 「Steady&Co./Stay Gold」

やさしく前向きな気持ちになりたいと思って、久しぶりにこの曲を聴いた。

「やさしく」は2つ漢字がある。

「優しく」思いやりがある。温和で好ましい感じがある。
「易しく」単純でわかりやすく容易

ヤサシク・・今の気持ちは両方のやさしくが当てはまっている。

心を平らにして過ごしたい。私自身を労りたい。難しいことは今は考えたくない。

Steady&Co.(ステディ・アンド・コー)はDragon Ashの降谷建志とBOTSのプロデュースによって2001年に結成されたユニットである。
メンバー:降谷建志(Dragon Ash)、BOTS(Dragon Ash)、ILMARI(RIP SLYME)、SHIGEO(スケボーキング)

当時、この曲がヒットした頃は「メンバーが豪華」と思ったのが第一印象。

Dragon Ashは好きだった。
若くヒリヒリうだうだしていた頃「Buzz Songs」をよく聴いていた。

ベースの馬場さんが好きだった。

あの長い髪の毛が演奏でゆれているのを眺めているのが好きだった。

もうお目にかかれないのがさみしい。



「StayGold」とは「輝き続けろ」という意味で和訳されることが多いそうだ。

冷たい雨が振りつけた
凍てつく風がそう吹き抜けた
激しい波が打ちつけた
時は過ぎ空はつき抜けた
StayGold Ah StayGold Uh
StayGold Ah StayGold Ah...

どんなつらい状況でも「輝き続けて頑張れ」というメッセージなんだろうか。

でも違う気がする。そんな中学校の体育祭のスローガンみたいなものじゃないと思う。

「stay」と「gold」という単語がはじめて一緒に使われたのはロバート・フロストの「Nothing gold can stay.」という詩であるらしい。

この詩からわかるように、「gold」は「黄金」ではあるのですが、この「黄金」をどのように解釈するかが問題です。
最初一文でも「first green」が「gold」である、と定義付けています。
よって、「若さ」「子供」「純粋」「無垢」「初々しさ」=「gold」と解釈することができます。
自分自身に素直でいる童心」こそが「gold」である、とこの詩では言っています。
「Nothing gold can stay.」は「若さは続かない」「無垢のままではいられない」という意味で、つまり「すべてのものが老いていく」「時間は刻一刻と流れていってしまう」と解釈することができます。日本語の「諸行無常」に近いです。
「Stay gold.」の「gold」を分かりやすい単語に言い換えると、
true(素直、正直)
innocent(無垢)
uncorrupted(純粋)
unblemished(汚れのない)などになります。
冒頭で説明した「gold」=「お金」「成功」などとは真逆のニュアンス本来の「stay gold」であることがおわかりいただけたかと思います。
(ホームページWURKより抜粋)

自分を偽らず、純粋なままで」というのが本来のメッセージなのかもしれない。

今の私にはとてもきびしくとてもやさしいメッセージだ。

この場所はいつか来た道と
かわらずにいつか見た虹と
あまりに夢多き旅人
ひしめき合い俺もいたキミと
暮れなずむ町は
こうもたやすく色を変え昨日さえ
昔話のようなスピードで
すみっこへ 巻き戻すKeyもねぇ
ねぇないならないでそう
見様見真似でほら羽ばたいていこう
人の目は前を見る為
日々生きる為ついているんだね
見てごらん窓を開けたのは
もう少しでさぁ夜明けだほら
来てごらんあの焼けた空
もう少しで..そう過ごして..

変わらないもの、変わってしまったもの
その中から、自分をかたちづくるために、やさしく前を向いていきたい。



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