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とても眠たくて....冬

冬眠の時期だ。


そう思うことにしないと、納得できないくらいここ最近の眠気が強い。

名は体をあらわすとは言ったけど、もしかして私は本当にくまだったのかもしれない。

先週1週間はかなりの睡眠時間を1日の中で割いていた。

というか、それはもう意識的に割いている訳ではなくて、夜になると自動的に私の意識がパタリと途絶えてしまっているのだ。

毎晩気絶するように寝ていて、気づいたら夜中まで、もしくは朝までぐっすり。

土曜日も日中お昼寝をしてしまって、気づいたら昼ごはんの時間をとうに過ぎていた。

ふと起きたら、夫が子供たちにインスタントラーメンを作ってくれていた。「まあ、しかしよく寝るよね」とまた言われてしまう。

だから....日曜日は寝ないように頑張ったんだもん。

日曜日の1日の流れをここに意味もなく記してみる。

朝6時くらいに目覚める。スプラトゥーンをやる。れおさんがオープンマッチにいらしたので2〜3回ほど朝練を共にする。

朝ご飯を作る。冷やご飯を活用してチャーハンにする。もしゃもしゃと夫と食べる。

いろいろなところより頂いたりんごが我が家にあふれんばかりの状態なので「何とかせにゃ!」と突如りんごをがりがりと剥いてチャーハンの横にそえる。そして、唐突に朝からりんごのおやつを作り始める。煮りんごの作成。一つ目のおやつはりんごケーキにすることとした。材料を混ぜてオーブンに入れる。

洗濯物をたたんだり食器を洗う。

自分の身支度をする。服を着替えたりなど。この日は、上着の裾が長めでややひらひらした感じの服だったので、下はズボンをはこうと思っていた。パジャマのズボンを脱いだ状態だったので「何?そんな足丸出しで出かけるのかと思った」と夫に言われてしまった。足丸出しはしないよ〜若い頃だってそんなミニスカートみたいなのは一回もはいたことがないよ〜。クローゼットが一緒だとこういう時困るなぁ。

適当にいつもの感じでメイクをする。

自分の顔の変な造形に今日もあきれる。

その時、私の頭にはベジータが現れていた。

「くそったれ〜」

やたら彼は漫画の中でくそったれ〜と言う。
娘と娘の友人でスプラトゥーンをしていると、友人があまりにも「くそったれ〜」と言うので「ベジータ降臨w」と笑いあっていると言う話を先日聞いた。

そこからたまにベジータの事を思い出してしまう。彼の良きパパぶりが私はそんなに嫌いではない。

オーブンから焼き上がったりんごケーキを出す。ほかほかと熱いのでテーブルに置いて冷ます。

ちょっとそこで待ってなさいのりんごケーキ

私が買い物に行くと言うと夫が「暇だからついていく」と言うので、運転してもらう。

夫の話題(格闘技など、体を鍛える系)にテキトーに相槌を打つ。テキトーぶりが我ながら思わず笑ってしまいそうになる。

コンタクトレンズ(めんどくさいので使い捨て)とアップルパイに使いたい全粒粉の薄力粉を購入する。

夫が「来週出かけるための服を買いたい」と言うのである商業施設に向かう。

しかし商業施設は激混みで、待てない夫は「やっぱり帰る」と言い、そのまま自宅へ戻る。
私は車中で自分のスマホに入っているサブスクの曲たちを夫の許可を得て流している。気持ちを落ち着ける。

お昼ご飯にマックでも買って行こうか!と夫が言ってくれたので大喜びで賛成する。
マックはグラコロが出たばっかりだと微熱さんのラジオで聞いたのに、そのことを忘れて期間限定の「こく旨かるびマック」を頼んでしまう。
帰ってきて、皆でマックを食べる。ガーリックステーキバターソースがガーリックすぎて夫と驚く。

全粒粉の粉を手に入れたのでアップルパイを作る。皮となる生地をこねて冷蔵庫で冷やす。

スプラトゥーンを少しだけまたやる。チャレンジが勝てなくてうじうじと塩をかけられたなめくじのように落ち込む。

夫が「やっぱり服買いに行く」と今度は違う商業施設にチャレンジするというので「どうぞどうぞ」と快く送り出す。

息子も自転車に乗って出かけると言うので同じように送り出す。

冷蔵庫の生地を取り出してこねる。平らにして、型に敷き、先程の煮りんごを乗せて蓋をする。オーブンで焼いてみる。

ノートパソコンを取り出し机に広げる。お仕事と、noteに交互に取り組む。noteは企画記事のお返事の続きを行う。

スキの制限がつき若干へこむ。

アップルパイが完成した音がオーブンから聞こえてきたので出してみる。

いつも通りのやつ

少し冷めてきたりんごケーキを食べてみる。素朴な味にほっとする。

娘の先日お気に入りの動画のことを思い出してみる。娘は最近「いよわ」さんの動画をすすめてくる。※あんまり苦しいのが嫌いな方は動画は見ない方がよろしいと思う。

いよわさんの世界はポップでかわいくて、そしてとてもダークだ。不協和音が醸し出す世界は、この世のどうしようもない抜け道のない、絶望感とほんのちょっぴりの救いを感じさせる。

うーん。私の娘だなと思う。

息子が帰ってくる。

夕飯作りに取り掛かる。
先日購入した鶏手羽中と大根で煮物を作る。

夕飯を作りながら、先日家族で夜に見たディズニープラスの「ソー:ラブ&サンダー」を思い出す。みんなで観る約束をしていたのに、私は観ている最中で息子の膝を枕にして寝ていた。
クリス・ヘムズワースは変わらぬ演技で、明るい調子で現れた。安定のソーだ。

夫が帰ってくる。買ってきた戦利品を見せてくる。結局無印良品にしたらしい。彼が洋服を素直に買えるのは珍しいことなので、心の中で喜ぶ。(なかなか新しいものを買えない人なので)行きの道の公園で息子を見かけたことを報告してくれる。

夕ご飯ができてみんなで食べる。ダイエット中の息子はマックの残ったポテトを食べきれず残した。一度決意すると誓いを破らないことで定評の彼は、最近少しずつダイエットの効果が現れたのかやせてきている。(メタボに近づいていたので良いと思うが、コロコロと丸い彼もチャーミングだと思う)

食後はnoteの続きを書こうと思ったが、ここらへんから記憶が怪しくなっている。結局書かなかったかもしれない。もろもろのメールなどの返信をする。

9時半から夫の大学院時代の知り合いがTwitterのスペースをやるということで、付き合いで夫婦で聞く。なんだか変わらず元気そうな声が聞こえる。

お風呂に入ったり洗濯物をたたんだりして床につく。

1日の終わり。

書いてみるとこんなもんだが、この日は割と起きていられた方だ。

眠気がくるのは非常に心地よい。

お布団の上で....ソファの上で、うとうととしているのは至福の時である。

私はもし仮に神様に「3大欲のうち1つだけ選びなさい」と言われたら間違いなく睡眠欲を取ると思う。


.......今日の記事はなんでもない自分語りをしている。

とるに足らないどうでもいいことの羅列だ。

私にとって企画とは....と考える。

今はその反動がきている。

私はいい人でもなんでもないのだ。

企画が終わると前回の時もだが、同じように感じていた。


少しかしこまった場所に行った後の、楽しさに包まれて家に帰ってきてフォーマルな装いを脱ぐ時に感じるあの感じと、やや似ている。

ああ、これが等身大の私。

大きな語りも必要で.....たくさんの物事を着地させるためにはテーマというか、意味合いというか、そういうものをついつい探しがちになってしまい

まあ、それはそれで深堀りができて新しい自分と出会えるチャンスなので、私にとっては必要なことでもあるとは思うのだが


その反対側というか

もう少し小さなサイズの語りも必要じゃないかと思ったりもする。

それはごく自然にある、取るに足らないようなくだらないガラクタのようなもので

そこにこそ自分が立っていられるのかもしれない。矛盾もあり、のんびりとしていて、切実な自分もいて

私はそんな話も聞いてみたかったりする。

小さな話を発する幸せ。

私はまた「くそったれー」を思い出しながら微笑んだりする。

そんなことを今日思い出させてくれた仲間に、また感謝しながら眠りにつきたいと思う。

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