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人も人の気持ちも安らかになんて眠らなくていいよ

安らかに

ああ、どうか安らかにと。

ここを去ってしまった人に願うものではあるが。

死しても、私の中に残っている
まだ息遣いを感じられる生命が
躍動が
エネルギーが感じられる時に

人は死しても
なお生きながらえているものであると
最近友達と話した。

そしたら安らかになんて
眠らなくていいよと。

まだまだあなたは
言いたいこともあるし
託したい想いもあるし
休んでなんていられない
生き続けるものだと。

私を昂らせ動かし続けるような
まだまだ瑞々しいこの命が
私の中にあふれている。


そして


私の気持ちもそうだ。


私の気持ちを眠らせてはいけない
気持ちに蓋をすることもなく
またきちんと感じて考えて
この嘘つきばかりの世の中を
矛盾だらけのことばを
不条理で暴力的なものを
いくら投げつけられても

私は私であることを
私が体と心で感じたことを
なきものにはしたくないなぁと


そう誓った冬の日でした。



しばらく落ち込んでいました。

私が耐えればいいとも思っていました。


だって私以外の人たちは


私よりはるかにつらい状況なんです

しかし私の器にも限界があって
フライパン型のポップコーンのお菓子みたいに
ぱちーんとはち切れてしまって
私のポップコーンが
飛び出てしまいました。


9年ぶりに物を破壊するような
怒りと暴力をふるってしまいました。


「怒る人、暴力を振るう人はどのような気持ちでこんなことをするんだろう」と

どこか俯瞰した気持ちも抱きながら


実は....やってしまったあとは
若干すっきりしました。


なるほど、こういうことか、と。


でも、やはりもう2度と


私はこんなことしたくないなぁって思いました。


ことばというのは薬にも毒にもなります。


心の中でいくら私のことを思ってくれていても


それがどんなにあたたかくてやさしいものでも


ことばでは私を傷つけるようなものであるならば


私はちゃんと傷ついていいんだって


昨日、友達のおかげであらためて
気づくことができました。


だから私の気持ちも


ここにいなくなってしまったものも


安らかになんて


眠ってなくていいよって。


今日はそんな朝なんです。



今日も1日がんばります。


ずっとこの曲を聴いています。

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