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わたしやかぞくのはなし

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わたしやわたしをとりまく家族たちの話です。
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#イベントレポ

コンラッドはまたの機会に

夫婦でお出かけをした。 一日かけてのお出かけは、あの時以来である。 誕生日が近いということで、我が子たちが「行ってきていいよ」と言ってくれた。目指すは都内。二人の時にしか乗れないフェアレディZで海の上の道を走る。私が「はやーい」と言うと「言うほど速くスピードは出してないからね」と言われる。さいですか。 夫は、車内音楽をいつも私の好きにさせてくれるので、アップテンポの曲にした。私は夏が近づくとMONDO GROSSOがなぜだか聞きたくなる。あとはスーパーカーとかbirdと

文学フリマ東京で出会えたことばとことばじゃないものと

先日「文学フリマ東京38」に参加してきた。 以前のnoteで告知もしていたが、私は「売り子」として当日参加することとなっていた。 おだんごさんのお店の「店員さん」というわけだ。 店員さんというからには、本を売ることが第一優先課題である。 私なりにこのお店にどのような形で参画できるのかを一時期悩んだりもしたのだが、悩んでもおなかはすくし、夜になるとまぶたも閉じるので、まあ、いつもと変わらない日々を結局過ごしていた(おい) 当日、蓋を開けてみたら、お店は大盛況も大盛況な

ブックカフェ「おやきと文学」に参加しました〜籐と写真編〜

どうも。くまです。 今回の記事は前回の続きになっています。 微熱さんというnoterさんが主催のブックカフェに行った体験を「参加者視点」で書かせてもらいました。 今回は「スタッフ側の視点」で書いてみたいと思います。 今回、私自ら「やりましょうか」と微熱さんに話したのは籐を使ったワークショップでした。 そして、微熱さんに頼まれたのは、カメラマンと他のこまごまとした雑用お手伝いなどです。 私の家族も参加することになっていましたが、上記のとおり、やることも諸々あったので

ブックカフェ「おやきと文学」に参加しました〜風にふかれて編〜

「ブックカフェをやりたいんです」 私の仲良くさせてもらっているnoterさんの微熱さん。 彼女がそんなことを言い出したのは、まだ寒さも残る春の前のことでした。 「もちろん参加したいですし、開催するにあたって何かできることがあったらやらせてください」 と、私は彼女にお伝えしていました。 先日、とうとうその日を迎えて無事に大成功したので、本日はブックカフェ「おやきと文学」の報告をしたいと思います。 なぜ副題が〜風にふかれて編〜なのかというと、当日は本当に風が強かったか

古本市におでかけして、たくさんの本に出会った話

紙の本が好きだ。 紙のつやつやした質感。 紙のにおい。 1ページごとにペラペラとめくる時の音もいい。 デザインもそれぞれの本の味わいがあって、本を読まなくとも本棚に飾っておくだけで満足できるようなものだってある。表紙自体がアートである。 昨今は電子書籍というツールが登場して、大変便利になっている。音声で聴く本なども登場して、身体や目が不自由な方にもやさしい作りになっている。 しかし私は、今のところは紙の本が好きなのだ。 小学生や中学生の頃、暇さえあればよく本屋さ

東京タワー、家族と私と時々しろくま

東京タワーは久しぶりでした。 私の好きなラーメンズも大好きな東京タワーですが。 実はスカイツリーより東京タワーの方が、なんだか好きなくまです。 家族で晴天のお休みの日に 東京タワーにお出かけしました。 前回は息子が生後2ヶ月の時に訪れています。息子にはお正月で寒かったのでもふもふのダウンのロンパースを着せて、抱っこ紐で連れて行った記憶があります。 その前は夫とデートで訪れました。 あの日は雨の日でした。 前の会社の日帰り社員旅行でも行きました。 あれからずいぶん

蜷川実花展(Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠)から考える美しさとの出会い

実は色々と出かけている。 東京に出かけるのは以前から嫌いではない。 私の住んでいる地域から海に大きな橋ができて数十年。交通の便が格段によくなったあの日から、私は気がつくと都内に出かけている。 初めは学生時代の実習中の下宿、結婚後は夫の勤め先が都内になり、そして夫の病気発覚後は定期検診で通った。それが終わると今度は作業療法の塾に通い始め、今は大学。 上野、蒲田、築地、日暮里、そして青山。 私は定期的に都内に通うイベントに事欠かない。 一昨年から美術展や写真展に行く頻度が増

ウェス・アンダーソン展に行って旅行気分を味わった話

ウェス・アンダーソンさんをご存知の方は、いらっしゃるだろうか。 私調べでは相互フォロー同士でご存知の方は、少なくとも何名かいることはわかっている。しかもこの監督のことが好きだと公言されていたような気もする。 私は彼の作品を全部は見ていないが、いくつかの作品を鑑賞したことがある。独特の世界観を持っている監督さんである。 今回はその方たちに向けて写真展の報告をしたい。 そして、知らなかった方もウェス・アンダーソンさんの世界にふれられたらいいのかなと思っている。 この 「ウェ

ブルーピリオド展に行って、青のソーダと青春を感じてきた話

ハロー! くまです。 (この出だしはnoterさんのみいちゃろさんの完全なるパクリです) (かわいいので一度真似したかった) 皆さんはどんな残暑をお過ごしですか? 私は先日娘氏と「ブルーピリオド」と言う漫画の 美術展におでかけしてきました。 場所は以下の会場で開催されています。 今日は「そこへ行ってきたぞ!」という報告をしたいと思っています。 「ブルーピリオド」は月刊アフタヌーンという雑誌で現在も連載中の漫画です。私と娘はコミックス派なので、最新刊の12巻ま