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2023年購入のコーヒードリッパーまとめ ④海外メーカー 中級編

ドリッパー買ってますか?(挨拶)

2023年に87種類(色違いはカウント、12月23日時点)のコーヒードリッパーを購入した、このままいくと2023年は100時間(4.2日)に1個ドリッパーを買うわたしが今年手に入れたドリッパーたちを紹介するnoteです。
国内メーカー編(初級中級)・海外メーカー編(初級・中級)・手に入れて感動した編の5回に分け、それぞれ5つずつドリッパーを紹介します。
※ 初級・中級は入手難易度的なイメージです。

第4回: 海外メーカー 中級編

前回の海外メーカー 初級編では、国内の通販などで購入できるドリッパーを選びましたが、今回の中級編では海外通販や製造者から直接購入するなどの方法で手に入れたドリッパー5つを選びました。


1. TIMEMORE B75 Ceramic Dripper 🇨🇳

中国の大手コーヒー器具製造メーカーとなったTIMEMOREのフラットボトム型のドリッパーです。樹脂版は国内でも見ることはありますね。基本的に樹脂製と形状に違いはないですが、陶器製でこの造形(特に底)すごくないですか? 生産はかなり難しいらしく、中国の陶磁器の産地の景徳鎮で職人の方が製造しているとか。ワンポイントの龍のロゴがかっこいいですし、陶器のドリッパーの中でも特にオーラみたいなものを感じるんですよね。


2. Onyx Coffee Lab MK Dripper (Space Blue) 🇩🇰 x 🇺🇸

デンマークのMK STUDIOが作るドリッパーにMK Dripperというのがありまして。それは昨年手に入れているのですが、今年新たに購入したのはアメリカのOnyx Coffee Labとのコラボ商品です。MK STUDIOはポップな色使いやペイントの商品が多くてかわいいイメージだけど、このコラボモデルは真逆ですね。質感はマットで無骨、さらにはOnyx Coffee Labのドクロのロゴが大きく配置されて、がらりとイメージが変わったドリッパーとなっています。
MK Dripperは5つ穴のフラットドリッパーで、注湯は大胆にドバッと掛けて待つ、みたいな淹れ方をすることが多いドリッパーです。
そしてこのOnyxモデルのMK Dripperは、手持ちの全ドリッパーの中でも1,2のかっこよさだと思うんだ。


3. Driver 可調式濾杯 2-4cup 🇹🇼

ハリオスイッチのような「溜めて流す」みたいなドリッパーって、本家かノーブランド(ベース部分がハリオに極めて似ている&ドリッパーがハリオと異なる)しか見たことがなかったのだけど、これはちゃんとしたメーカーの製品です(構造が違うので模倣でもないしね)。ハリオスイッチがボールで堰き止めているのに対し、このドリッパーは丸棒に横穴が開いているコック式(点滴のコックをイメージしてください。全開も全閉も調節も可能)です。そのため半開などの調整もできますね。これが大きく異なるところ。
ドリッパー部は取り外しできるので、これはこれで使ってます。竹の節のような形をした(メーカーの表現)リブがユニークでこれまた良いんです。


4. Hario X Tri-Up Coffee FLOW Dripper 🇹🇼 x 🇯🇵

4つ目は、海外メーカー 初級のハリオスイッチ老岩泥浸漬式濾杯 火山黑と同じく台湾ハリオの製品です。台湾ハリオはグッとくる独自の製品が多くて、欲しくなるものが多いんです。このドリッパーは台湾のTri-Up Coffeeが企画したドリッパーで、ハリオ初のウェーブ型のフィルターを使うドリッパー(「ハリオ初のフラットボトム」と書いていないのは、次回のnoteを見れば謎が解けます)です。
今回、中級編にFLOW Dripperを選んだのは、この製品が11月の2023台灣國際咖啡展で発表されたばかりだから、という理由が大きいです。海外の最新ドリッパーって発売直後には買えないことが多いので、発表から1ヶ月程で手に入れられたってのは初めてかも。
特徴的なのはドリッパーの中央にマグネット脱着式の柱を立てること。そして下部に流れをよくするリブがあって、お湯抜けが超早い。使う前に洗うときにも、ザーって流してる水が溜まらずにすべて流れていくくらい。ドリッパー使い勝手はいろいろ試している中なのですが、ポイントになるのは注湯のスピードかな、と今のところ考えているところです。



5. Dotyk Dripper 🇺🇦

最後の1つは、見たことのない造形とユニークさ、何より芸術的な凄さを感じたドリッパー。Dotyk Dripperという名前のウクライナ製のドリッパーです。こういった中空になってる形のドリッパーはあるにはあるけど、陶器製で実現するとは…という驚きがすごくて。そのうちに実物を見てみたいという興味となって、製造してる方にSNSでコンタクトして直接購入しました(支払いも個人間送金だった、初めてやった)。
ドリッパーの機能としては肉抜きされているために、焙煎直後などで二酸化炭素が多い際にうまく抜けてくれること、抽出中の液体の温度がいい具合に下がること、とまあよくある機能なのですが、このドリッパーがどのスタンドやホルダーと組み合わせても雰囲気がいいんですよ。
デザインもシンプルなのでパッと見で「ドリッパー」と認識できて、なおかつ見た目のインパクトも大きいのが、良いなーと思っているポイント。手に入れたときの苦労も含めて、かなりの思い入れがあってかなりお気に入りのドリッパーです。


まとめ

海外メーカー編、中級編いかがでしたか。
基本的は海外のショップからの購入ですが、中にはメールやメッセージで製造している方に連絡して「購入したい!」と伝えて買ったものもあります。ハードルやトラブルがあった時にうまく解決すると、それも自身の経験値になりますしね。そしてさらなる深みに向かっていくのです。

※ 海外通販はリスクや言語の壁が大きいので、気軽にはおすすめできないです。そのため、「どこで売っているのか」という質問には答えませんので、ご理解くださいね。

では次回は最終回、今年「手に入れて感動した編」でお会いしましょう。
ドリッパー編が終わって年内まだ時間があったら、番外編の「2023年購入で良かったコーヒードリッパー以外の器具5選」を書こうかな、って考え始めたとこです。


[書いたひと]

くまくら
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