見出し画像

2023年購入のコーヒードリッパーまとめ ②国内メーカー 中級編

ドリッパー買ってますか?(挨拶)

2023年に85種類(色違いはカウント、12月13日時点)のコーヒードリッパーを購入した、コーヒー淹れて約10年目のわたしが今年手に入れたドリッパーたちを紹介するnoteです。
国内メーカー編(初級・中級)・海外メーカー編(初級・中級)・手に入れて感動した編の5回に分け、それぞれ5つずつドリッパーを紹介します。
※ 初級・中級は入手難易度的なイメージです。

第2回: 国内メーカー 中級編

前回の①国内メーカー 初級編では、店舗や通販で購入しやすいドリッパーを選びましたが、今回の「中級編」では、数量限定品やヴィンテージ製品、また陶芸作品などを選んでいます。


1. UCC コーヒードリッパー 2人用

UCCもドリッパーを作ってます(今もあります)。
でもこれは現在は販売していないヴィンテージのモデルで、1992年より前に発売されたドリッパーです(箱に書いてある本社の住所から)。樹脂製のヴィンテージがなかなか無いなかでは、まだ入手しやすい方のドリッパーだと思います。特徴は半分の高さまでのリブと、ちょっと心配になる薄さ。複雑なロゴはかなりかっこいい、ゴールドだし。抽出はけっこうムズカシイ。


2. カリタ コーヒードリッパー(オールドモデル)

次はカリタのドリッパー。
生産終了となっている先代モデルで、この時代はまだ"ロト"という名称は書いてないです。1970年代〜80年代の間に何回かのマイナーチェンジをしているため、ロゴの大きさやドリッパーの重さ、リブの盛り方などに様々な違いがあります。実際に手に取ってみると、これが40~50年前のモデルとは思えないくらいに綺麗な状態なものが多いんですよね。これらも日常的に使ってます。今年はオールドカリタが4つ増えました。


3. コーノ ドリップ名人

3つ目はコーノの生産終了モデル。
コーノといえば名門ドリッパーですが、以前は「ドリップ名人」というモデルも販売されていまして。もともと名門ドリッパーは喫茶店などのプロ用途の製品で、家庭用に向けて廉価版的なドリップ名人が作られたんですよね。手持ちの名門ドリッパー(MDN-21)と比べてみると、リブはほぼ同じ長さ、抽出穴はドリップ名人が少し大きい程度の差です。初代の名門ドリッパー(MD-21)とはかなりの差があるんだけどね。なので、現在の名門ドリッパーに繋がるストーリーがあるドリッパー、って思って大事に使ってます。樹脂も薄いので割れないように気をつけながら。

ちなみに、名門ドリッパー(MDN-21)は使い込んでひび割れが進んでます。
これはこれで、かっこいいよね!


4. ORIGAMI ドリッパーS [mikage]

4つ目はORIGAMIドリッパーの限定カラー、mikageです。
通常ラインナップのORIGAMIドリッパーの陶器はツルツルしてる印象なんだけど、このmikageはまさに石。でも、どうしてもわたしは「かき餅」を連想しちゃう。海外のコーヒー好きからは「侘び寂び」のイメージがあって、人気があるって話を聞いた。かき餅でごめん。
さいきんのORIGAMIの釉薬や塗装によって雰囲気をがらりと変えてくるの、かなり好みです。この方向性は今後もおねしゃす!


5. 桑原哲夫さん コーヒードリッパー

最後のドリッパーは笠間焼の陶芸作家、桑原哲夫さんのドリッパーです。今年の5月に陶器市でピッチャー(サーバー)に一目惚れした作家さんで、その後の個展で作品を手に入れることができました。作家さん自身も抽出や焙煎(!)をしている程のコーヒー好きで、そんな方が作ったドリッパーなので、これがまた使いやすいんです。
ぱっと見は量産品のように見えそうですが、手仕事で作られた作品というのが驚きですよね。細かいところまで丁寧に作られていて感動レベルです。


まとめ

国内メーカー 中級編、いかがでしたか。
数量限定品は売り切れるのが早く、ヴィンテージは唐突な出会いがあり、陶芸作家さんの作品は実際手に取ってみたくなる、そんな手に入れるまでにいろいろあるドリッパーは、特に愛着が湧きますね。そんなドリッパーたちは飾っておかずに、しっかり使います。これがまた楽しいんですよね!

次回は海外メーカー編 初級(入手難易度)です。
海外メーカーも熱いです。


[書いたひと]

くまくら
ふだんはTwitterに生息してます。
リアルタイム散財記録はこちらから⬇️
https://twitter.com/kuma_kurar

[見出しの画像]


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?