晴風くま

"味"を求め、湯に沈む者。 https://toumincrankin.booth.pm

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2022年 極上の温泉10選

2023年も早数日が過ぎ、だんだんと年の移ろいを自覚し始めてきた今日この頃。 今回は2022年に巡った温泉193湯(再訪含む)の中から、厳選に厳選を重ねて特に良かった極上の10湯を紹介していきます。 1. ピリカイコロユ アサヒ湯(北海道帯広市) 帯広駅徒歩15分の温泉銭湯。 お湯の見た目は完全に十勝らしいスタンダードなモール泉だが、匂いはモールの香りよりも硫黄臭が前面に出ている上、泡付きと湯量がとにかく凄まじい。 泉温は約40℃、浴感は非常にツルスベで肌に優しく、シ

    • 兵庫県姫路市飾磨の"味" 【ジャスコシティ名店街】

      姫路市中心部からほど近くの街・飾磨。 ここにはかつて日本中にあったショッピングモール『ジャスコ』の生き残りが今も現存している。 その名も『ジャスコシティ名店街』。 ジャスコシティ名店街は、ジャスコが発足して間もない1971年に開店したジャスコ飾磨店を中心とし、城下町のように多くの店が軒を連ねた商店街である。 核店舗であったジャスコ飾磨店は近隣にジャスコ姫路リバーシティ店(現・イオンモール姫路リバーシティ)が完成した煽りなどを受けて2006年に閉店したものの、建物は現役当

      • 高知県幡多郡大月町の"味" 【ママショッピングセンター】

        "味"とは、端的に言うと「味のある風景(主に建築物)」を省略した単語であり、そういった風景を見た時に生じる感動・興奮・衝撃など、ありとあらゆる感情を一語に凝縮した末に辿り着く言葉である。 今回は、高知県幡多郡大月町の"味"を紹介していく。 国内トップレベルの"味"が集う大月町だが、中でもメインストリートの中間付近に位置するママショッピングセンターの存在感と昭和臭は異常の域に達している。 高知の西の果て、東京から最も遠いと言われている町には、畏敬の念すら覚える"味"が在っ

        • 夜明けを目指す列車に身を委ねて 【山陰山陽紀行2021夏 1日目】

          これからいよいよ旅が始まるぞという時って、えも言われぬ高揚感に満ちていますよね。 これまで何度も旅行を経験してきた僕も未だにこの感覚には身体が慣れないというか、初めて一人旅をした時の純真さがまだ自分の身に残っていることに一抹の嬉しさを感じたりもします。 さて、この高揚感を高めてくれるスパイスにも色々あると思います。 たとえば青春18きっぷを使って知らない街に一歩踏み出してみる時とか、大荷物をバイクに括って乗り慣れた愛車のハンドルを握る時とか、あるいは飛行機や新幹線で一気

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        2022年 極上の温泉10選

          ごあいさつ

          はじめまして。晴風くまと申します。 晴風は「はるかぜ」と読みます。 都内在住の大学生で、現在は主に公共交通機関を利用して旅をしています。 ・簡単な自己紹介 名前:晴風くま (「晴風」or「くま」と呼ばれることが多いです) Twitter: @kuma_hrkz (https://twitter.com/kuma_hrkz) 好きなもの:公共交通機関全般、温泉、味のある風景、街歩き、ローカルチェーン、単振動回避、地図、漫画 etc. 集めているもの:鉄印、御船印、

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