先生の異動にまつわる裏話
小学校や中学校だと、先週の金曜日が終業式で、今日からいよいよ春休みの平日が始まる〜!という地域も多いのではないでしょうか。
そして最近は終業式が終わったあと、アプリの配信で「今年度、異動になる先生は以下の何名です」なんてお知らせが来る市町村も増えて来ましたよね。
先生の異動って、同じ学校・同じ市町村に何年以上勤めたら原則、異動になるというきまりがあります。
(都道府県ごとで微妙にルールは違うのだろうと思うのですが)
それこそ今から20~25年くらい前は、同じ学校に13年とか、長老のように居る先生(笑)が居たりしましたが、現在はきちんとその決まりを守ろうということで、次の場所に移動するようなしくみになっています。
異動する先生たちには、毎年3月15日頃に内示が出されまして、管理職の先生から「移動になりました」とひっそり個別にお知らせがあります。
とは言え、この時点では原則、次の学校はここだよ〜と公に言うことはできません。
そんな胸のうちをひっそり抱えながら終業式を迎え、こどもたちを全員おうちに返したあと、職員室で正式に「今年度の異動は何名、だれだれ先生が移動になります」と、発表があります。
その後は、異動って引っ越しみたいなものなので、とにかく自分の荷物をまとめたり、引き継ぎ用のデータや書類をまとめたり、と、最終日に向けて大忙しの日々を迎える…という流れになります。
他にもみなさんご存知の、赴任地域のこどもたちとお別れするセレモニーである「離任式」「離別式」「辞校式」などと呼ばれるイベントがあったり。
(昔は先生たちの異動が新聞に掲載されてから行うところが多かったみたいですが、最近は春休み前の修了式と一緒に行う学校も増えてるみたいですね。)
あと、最終日には、市町村から正式に辞令の紙をいただくセレモニーもあったりします。
いや、異動になると本当、忙しくてめちゃくちゃ大変です。笑
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