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「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み」5つの因子の組み合わせなので日常での判別がしやすそう

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古野敏幸さんの
「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる
あなたの知らないあなたの強み」
を読みました。

FFS理論はストレス反応の研究から
つくられており、
FFS診断では5つの因子をどの程度有しているかで診断されます。

この本では宇宙兄弟の登場人物がどの
因子が強く出ているかを考察して、
物語とリンクさせながら、

各因子が強く出ている人はどういった
特性を持ちやすいかということを解説
してくれています。

また本にコードがついていて、
FFS診断の宇宙兄弟バージョンを
受けることができます。

ちなみに診断を受けてみたら
【エディ・J】でした。

エディ・Jだったんですが、
本を読み進める上ではそれよりも
受容性・弁別性・保全性が高いという
情報が重要でした。

本の中で印象に残った部分を1つだけ
記載します。

タイプ別に考える、「人生の目標の探し方」の章についてです。

受容性の高い人は強い志がないことは
気にしなくてよく、身近な誰かのために
頑張るところから始めていいという
言葉がとてもしっくり来ました。

他の4つの因子が高い場合はそれぞれ
下記の通りらしいです。

凝縮性ーこうあるべきが原動力
拡散性ー面白いことをしたい
保全性ーお金が欲しいなど現実的な夢を持ち、積み上げていく
弁別性ー夢の中身より合理的な達成にこだわる

これを見ると、最初からバーンと
やりたいことを明確にしやすいのは
凝縮性もしくは拡散性が高い場合と
分かります。

私の場合はどちらも高くないので、
やりたいことが自分の内側から
出てこないなとずっと思っていました。

「身近な人のために」からはじめて
いいし、それが性に合っているという
記載は安心感をもたらしてくれた
気がします。

FFS理論は5つの因子で捉えられるので、
日常生活でも他の人の行動がどの因子の
影響なのか考えやすそうだなと
感じています。

ひとつだけ残念なのは、
宇宙兄弟を読んだことがないまま
この本を読んでしまったので、
盛大なネタバレに何度か
遭遇してしまいました(笑)

私はそれでもまあいいかと思って
今、少しずつ宇宙兄弟を読んでいますが
ネタバレ絶対無理な方は先に宇宙兄弟を
読んだほうがいいと思います。

※書影は版元ドットコムから引用しました。

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