今昔-01

今昔マウンティング物語

今は昔、マウンティング女子ありけり。


女はたいそう気が強く、女に厳しく、男に媚を原価以下で売りさばいた。人気者に近寄り、ストーリーで一緒にいるアピールをしては、交友関係の広さとポジションをアピールしていた。


女はおよそ、サッカーが出来る人数分くらいの承認欲求を満たすべく、あらゆる男からのチャンスのために、彼氏がいるのを隠す性癖があった。


でも、彼氏がいるっぽいウワサをされたい気持ちもあり、ファミレスで向かいに座る彼氏の腕が写るか写らないかくらいの微妙なアングルの写真をSNSに上げるのも趣味だった。


また容姿も褒められたい女は、たまにインスタでかっこつけた写真を上げては、キザな感じを中和すべく、「この写真撮ってたときう○こ漏れそうだった」などとあえて汚い言葉をポストする。


飲み会に行けば、自分が仕事が出来るかのようにみせるために、仕事ができない同期の愚痴や、さらっと資格試験をパスした話をしだし、「すごいね」と煽れば、それに気づかずベラベラと、投資や海外旅行、一流企業勤めの友人の話をしだす。


地元の同級生の話をすれば、「○○ちゃんは××大学だから大したことない」とか「安月給で休みもあまりないって△△ちゃんが愚痴ってたけど、入ったのお前だろってね!笑 やめればいいじゃん!笑 あ、梅ロック一杯お願いしま~す」とマウンティング教のお経を唱えだす。


そんな女が嫌いな私は、犬、猿、キジとともに女を退治しましたとさ。

めでたしめでたし。


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