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【nocode #16】 nicepageではないけどもChatGPTを使ってテキストライティング

前回の最後に「トップページの全体を見ての最終調整と、各デバイスでの表示の確認と調整」をしましょうと書きましたが、文字量によってもレイアウトに影響するので、テキストライティングを先に進めてしまうことにしました。
けっこう悩むテキストライティング。
ちょっと話がずれますが、今回はサクッと作りたいのであるところに外注してみました。




テキストライティングを外注?してみたの巻

■テキストライティング

ホームページを作っているとどうしても必要になってくるものの一つが「テキストライティング」。
日本語なんだから簡単、、、なようでなかなか悩みどころも多いのが文章作成。

業務で制作をする場合には、プロに頼むこともそこそこあるくらいの作業。

でも今回はできるだけローコストで、そしてASAPに、というのを目指しているので無料で対応してくれるところに発注してみました。

nicepageの解説からはちょっと外れてしまいますが、どんな感じか少し話をしてみたいと思います。

■発注先は「ChatGPT」

ということで何かと話題の(知り合いにはすでに飽きた、という人もw)ChatGPTを使って、サイト内で使うリード文を作成してもらいました。

もともと話題になり始めたころにちょっと使ってみて、なかなかいい感じで返事が帰ってくるなぁ・・・へぇ・・・

ってところで終わってたんだけど、今回「あー、テキストライティングめんどい!どうにかなんねーかなー・・・もぅ!!」って思ってたとこに、そーいえば「ChatGPT」でやったらどうかな?
って。

ちょっと前にレポートや感想文をChatGPTにやってもらうというが話題にもなってて、教師もAIか自筆か判別つかない、ってくらいだからちょっと使ってみたらどうなるかな?

と。

自分のサイトだしいいか、ということで使ってみました。

以下こんな感じで使いましたよというレポートと感想です。

■こんな感じで発注してみた

まずトップページ一番下のブロックの「Contact」のリード文。

ChatGPTにはこんな感じで発注してみました。
「コンタクトのリンクに使うリード文考えて」と。

すると候補がいくつか表示されました。

・お問い合わせありがとうございます。当社に興味をお持ちいただき、光栄です。お気軽にお問い合わせください。
・当社に質問がありますか? それなら、こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。
・当社の製品やサービスについてのお問い合わせがございましたら、下記のリンクからご連絡ください。
・お困りのことや、当社が提供する製品やサービスについてのご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
・当社の製品やサービスについてお問い合わせいただき、ありがとうございます。下記のリンクからご連絡いただけます。

ChatGPT

こんな感じです。

うーん、ちょっとイマイチですね。
文章が定型文っぽいし、ちょっと短いので、次にこんな感じで発注してみました。

「ホームページのCONTACTへのリンクに関するリード文を考えて」

・お問い合わせはこちらから。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
・お問い合わせやご相談は、こちらのCONTACTページから受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
・当社の製品やサービスに関するお問い合わせは、CONTACTページから承っております。お気軽にご相談ください。
・お問い合わせはCONTACTページからお願いいたします。当社の担当者が迅速かつ丁寧に対応いたします。
・当社についてのお問い合わせや、ご質問がございましたら、CONTACTページからお問い合わせください。

という候補が。
やはり同じような感じですが、こちらのほうが文体としてはちょっといいような。

でももうちょっとダメ出しして考えてもらいましょう。
次は「ホームページのCONTACTへのリンクに関するリード文を400文字くらいで考えて」

結果は、

「当社のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。当社に関するご質問やお問い合わせがございましたら、CONTACTページからお気軽にお問い合わせください。当社は、お客様とのコミュニケーションを大切にしております。お問い合わせは迅速かつ丁寧に対応させていただきます。」

っていうのと、

「当社では、製品やサービスについてのご質問、お見積もりのご依頼、その他ご相談など、様々なお問い合わせにお答えしております。お客様からのご要望をしっかりとお聞きし、最適な提案をさせていただきます。また、当社の製品やサービスについて詳しくお知りになりたい場合は、CONTACTページからお気軽にお問い合わせください。当社の担当者が詳細をご説明いたします。
なお、当社ではお客様からいただいたご意見やご要望をもとに、製品やサービスの改善に努めております。お気づきの点がございましたら、CONTACTページからお知らせください。お客様の声を大切にし、より良い製品やサービスを提供してまいります。」

ChatGPT

という感じと、

「CONTACTページは、簡単なフォームからお問い合わせいただけます。必要事項を入力いただき、送信ボタンをクリックするだけで、お問い合わせ完了となります。なお、お問い合わせいただいた内容につきましては、個人情報保護方針に基づき、適切に取り扱います。安心してお問い合わせください。
当社では、お客様との良好な関係を築くために、常に努力してまいります。何かお困りのことやご不明な点がございましたら、CONTACTページからお問い合わせください。お客様のご要望にお応えするため、全力でサポートさせていただきます。」

ChatGPT

こんな感じに。

長げーし、くどいしでリード文にはちょっと使えないな。
200文字くらいだとどうかな?

「お問い合わせは、こちらのCONTACTページからお受けしております。当社の製品やサービスに関するご質問、お見積もりのご依頼、その他お問い合わせがございましたら、お気軽にご連絡ください。当社の担当者が迅速かつ丁寧に対応いたします。また、お客様からのご意見やご要望もお待ちしております。当社は、お客様とのコミュニケーションを大切にし、常にお客様のニーズに応えるために努めております。」

まだ長げーな・・・
100文字だとどうか

「お問い合わせはこちらから。製品やサービスに関するご質問やお見積もりのご依頼、その他お問い合わせがございましたら、お気軽にご連絡ください。」

ChatGPT

150文字だと?

「当社の製品やサービスについてのお問い合わせやご質問、お見積もりのご依頼など、何かございましたらCONTACTページからお気軽にお問い合わせください。迅速かつ丁寧に対応いたします。また、お客様からのご意見やご要望もお待ちしております。当社は、お客様の声を大切にしております。何かお困りのことやご不明な点がございましたら、CONTACTページからお問い合わせください。」

ChatGPT

また長くなった・・・

それでもところどころ使えそうなフレーズや単語もあるので、マルッとサクッとコピーしてはちょっとばかり横着しすぎだったかも。

でもなかなか使えそうな感じなので、このサイト内のリード文やキャッチコピー類はここに発注したものを使ってみようかと思います。

■ついでに各ページのキャッチーなタイトルも発注してみた

意外に使えるっぽいので、こんなのも仮発注してみた。

「ホームページのAboutページのキャッチコピー考えて」

「私たちの想いを、あなたに届けます。- あなたにとって、最高のパートナーを目指して。」

ChatGPT

あはははははははは!
なかなか自分のサイトに自分ではこっ恥ずかしくて書けない文章w
でもまぁなかなかいいんじゃないでしょうか。

ちょっと遊んでみたくなってきた

「ホームページのAboutページでいい感じのキャッチコピー考えて」

「私たちの思いをカタチに。- あなたと共に、未来を創造します。」

ChatGPT

こちらは、デザインやコピーライティングなどを作るときに言われることが多い「いい感じに」とか「カッコいいヤツで!」とか「エッジ効かせて!」とか「よしなに」とか・・・すみません、愚痴になりそうなのでこのへんでw

こんなふわっとした形容詞で発注してもそれなりに「いい感じ」で考えてくれますw

なかなかやるなぁwww

というわけで、まずはトップページで後回しにしていた各所のテキストを、ChatGPTからアウトプットされたものをベースに組み立て直して採用してみました。

画像がでかくて申し訳ない。
各所に埋め込まれた日本語文章はChatGPTに手伝ってもらって、いくつかの候補を元に組み立て直しただけで、あまり書き直さないようにして作った文章です。

ここまでやってくれるとなんかもう楽だし、こんな使い方してもいいんじゃないか?って思えてくる。

とりあえず今回はChatGPTのお話に終始してしまいましたが、次回から話を戻してサイトトップページの各デバイスでのレイアウト確認と調整をやっていきます。

それではまた次回に。


Nciepageに関する質問もこちらにどうぞ!
ここでお答えします!

〜本日の「余談ですが」〜

余談ですが、「GPT-4」が公開されましたね。

ちょうどこの記事を書きながら文章を作成している途中にGPT-4が公開されました

現時点ではPLUS契約(20$/mo)でないと使えないようですが、OpenAIのホームページにある「Try on ChatGPT Plus」からリンクすると試せるようです。

チャット画面はこれまでと変わらないので「GPT-4」なのかどうか分かりづらいのですがこれまでとはちょっと違う形でアウトプットが返ってくるようです。

ちなみにOpenAIのホームページ上にある3.5と4ではこんなふうに違うよ、っていうサンプルの文章(3人のスケジュールを鑑み30分のミーティング時間の設定して、みたいなインプット)を上記のリンクのGPT-4(おそらく)とブックマークしてあるGPT-3.5ではやはりアウトプットが違っています。

3.5だと長めの文章で返ってきがちですが、4では要点をまとめた上で、箇条書きでこの時間帯でこの2人がアテンドできるよ、こっちの時間だとこの2人だよ、と言った感じで見やすくまとめられてアウトプットされてきます。

返ってくる内容は同じで、文章なのか箇条書きなのかの違いですが、圧倒的に箇条書きで返してもらったほうがわかりやすいし見やすいですよね。

こんな感じで進化してるんですね。

今回使ってみたのは3.5で、本文中にも書きましたがサクッとインプットしてアウトプットをコピペで完了、は横着しすぎですが、条件を追加したり変更したりしながら返事をいくつかもらってそれを自分で再構築というやり方でも十分に使えるように思います。

4になってもっとうまくインプットすればもっと精度の高いアウトプットが得られるんだと思います。

このようにインプットの精度というかAIが精度高く認識できるようなインプット(最適なアウトプットを得られるようなインプットのテクニック)、これを「プロンプトエンジニアリング」と呼ぶそうですが、今後このようなテクニックでどこまで精度の高いアウトプットを得られるのか、このへんの情報をもっと収集して試してみたいと思います。

これがプログラムなんかのコード生成だけでなく、今回のような文章作成にどこまで応用ができるのかちょっと興味がでてきました。

はじめて触ってみたときは「へぇ、、、なかなか精度の高い返事も返ってくるし、文脈理解して会話みたいなこともできるんだぁ・・・すごいなぁ」くらいな感じの感想でしたが、ツールとしてだいぶ使えるなぁというのが今の感想。

今回は大してわかっていない中で、ある意味適当な感じでインプットしてアウトプットを使ってみましたが、このへんのインプットテクニックをもっと理解できれば、それこそコピペで完了みたいなこともできるかもしれませんね。

ただ、いろいろ考えさせられるなぁ、とも思う。


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