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「おやすみ推しメン」ってツイートするオタクの話

「おやすみ推しメン」ってツイートするオタクの話ですが、要するに僕のことです。なんでそんなツイートするようになったのかって話をします。
今回の記事は100%自分語りなので、オタクの生態を研究している人とかでないと読む価値はないかもしれません(笑)それでも良ければお付き合いください。

さて、僕は毎日眠る前には「おやすみ推しメン」ってツイートしてるんですけど、これってもともとは特定の誰かに向けたツイートではなかったんですよね。

そもそも「おやすみ推しメン」自体も、自発的に思いついたものじゃなくって、TwitterのTLに流れてきたもので。知らないオタクが知らないアイドルに向けて呟いてたものだったんですよね。
でも、知らないオタクの「おやすみ推しメン」に、知らないアイドルがいいねしているのを見たときに、そこになんていうか「愛」とか「尊さ」とか地下アイドル産業全体の素晴らしさみたいなものの一端を見た気がして、すごく感動してしまったんですよね。

だから、そういうアイドルたち(=誰かの推しメンたち)と、それを支えるオタクたち、みんなに対して「おやすみ推しメン」と僕も呟くようになりました。だから、最初の「おやすみ推しメン」は正確には
「おやすみ(だれかの)推しメン(とそのオタクたち)」
という、アイドル界隈に全体に対しての祈りの言葉みたいなものでした。

例えて言うと食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」というようなもので…。「いただきます」「ごちそうさま」は具体的な誰か何かに対して言ってるんじゃなくて、食事全体に関する感謝や祈りみたいなものですよね。(もちろん時と場合によると思いますけどね。誰かから奢ってもらった場合とかはその人に対してごちそうさまと言ったりしますが…)
だからそのころ僕がDDだったこともあってアイドル界隈全体に対して「いつもありがとう」「お疲れ様」「ゆっくりやすんでね」「これからも界隈が元気で盛り上がっていきますように」みたいなことを祈って「おやすみ推しメン」って呟いていたんですよね。

それが僕にとっての「おやすみ推しメン」の始まりでした。

ところが、そのうちDDで推していたうちの、ある一人のアイドルがそのつぶやきにいいねするようになりました。そのアイドルも最初は「私のことか分からなかったけど、押しちゃえ!と思って図々しくいいねしちゃった」とか言っていて、可愛かったなぁなんて思い出があります。色々と紆余曲折あって、今ではDDではなくなって、ほとんどそのアイドルのために呟くようになりました。(わざと悪く言うと「おやすみ推しメン」をその子に独占されてしまったみたいなところある(笑))

でも、そうなった現在でも、僕の気持ちの中には初めの頃の「祈り」の気持ちがいくらか残っていて。たまに全く知らないアイドルが僕の「おやすみ推しメン」にいいねしてくれることがありますけど、そういうアイドルに対しても
「(だれかの)推しメンよ、おやすみなさい。ゆっくり休んで、これからも頑張ってね」という気持ちで祈っています。

そんなわけで、今日も僕は「おやすみ推しメン」と呟いてるわけです。

自分語り終わり。
お付き合い頂きありがとうございました。
それでは、また。

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