「トレード技術の上達方法とは」

 前回(追記:総編集の為に削除しました)から日が経ちました。金融マガジンは毎週、投資レポートは毎日、Twitterも雑談がメインであるものの日々書いており、他にも幾つか重なっていた(後述)ので、なかなか取り纏めを書く余力がありませんでした。今になって、ようやく一段落しました。

 まずは取り纏めです。前回に「ライフジャケット投資」という安全投資法を打ち出しましたが、3ヵ月間での結果は以下となりました。

■ 2017年1月

■ 2017年2月

■ 2017年3月

◇ 合計


 それぞれ投下資金は【65万円】となっています。目標額は設けていませんでしたが、予想以上に良い成績となりました。相場の値動きはボラティリティに欠けましたが、基本的には私の得意な動きでした(完全に取れたわけではありません)。

 当初の想定では、この半分以下の利益になると思っていました。なので、予定では4月からは通常に戻るつもりでした。しかし結果的に想定を上回ったので、このまましばらく続行します。というのも、今の相場はダウを始めとして明らかにバブルです。マガジンには記述しましたが、近い内に大きな試練が訪れると思います。それがいつなのかは目星がついていますが、今いる投資家の何割が生き残れるかどうか。

 その為、私は余力を温存して「大暴落(あるいは大暴騰)」を待つことにします。これこそ本来の「ライフジャケット投資」です。市場に大きな波が来て、その波が去った後、裸で泳いでいた投資家の多くは溺れて窒息しているでしょう。しかしライフジャケットを身に着けていれば生き残ることができ、さらには絶好の機会として利益を狙えます。

 加えて、この3ヵ月間、私の元に「破産したので投資を辞めます(マガジンを解約します)」というご連絡が以前より減りました。昨年は毎月5名から10名ほどいて、私の組んだスキームが如何に難易度の高いものかを自認しました。そんなこともあり昨年12月に「ライフジャケット投資」なるスキームに切り替えたのですが、功を奏したようです。なので、マガジンにおきましてもこれを主軸とし、絶好の機会が巡ってくるまで待つということを常に意識していこうとも考えました。私の動きに倣って頂ければ、勝ちはともかく大負けだけは避けられるはずです。

 以上、話は終わりですが、ここからは余談です。タイトルの「トレード技術の上達方法」および冒頭の「他にも幾つか重なっていた(後述)」に関する話ですが、実はここ3ヵ月、投資を教えていました。これまでにも何人かに教えていましたが、今回は今まで以上に投資自体をテーマにしました。

 きっかけは昨年11月、サラリーマンを辞めて暇だったこともあり、特に理由もなく電話相手の募集をしました。雑談や仕事の話など何人かとお話したのですが、その際、お一人から「投資を教えて欲しい(弟子にして欲しい)」という要望を頂きました。自社経営はしているものの、兼業の会社員を辞めて≪これから何をしようか≫と考えていた矢先、なるほど人は≪何を求められているか≫だなと気付かせて貰いました。とは言え、私も労力と時間を要するので、3ヵ月かつ有料という条件を提示しました。そうして11月末から2月末という期間で修了したわけです。

 今後も「常に2人まで」という形で、希望者がいればお教えしようかと考えています。というのも直近の好成績は「指南している状態」に起因しています。やはり何事も≪初心を忘れず≫ですね。指南内容に関しては3月初旬にTwitterで以下の話をTweetしました。

「投資家の資質として必要なのは教養ではなく修養。知識を頭に入れるのではなく、思考回路と行動基準を構築しないといけない。結局は訓練を修めたかどうか」

 要は私が1000時間以上かけて身に付けた知識と技術を、体系的にカリキュラムとして構成し、50時間くらいで学べるようにしよう、という取り組みです。形態としては「課題⇒評価と次の課題⇒評価と次の課題⇒繰り返し」という流れです。課題に関しては本筋を組んでいますが、その人の進捗に合わせて軌道修正します。そもそも頭で分かっていることでも身に付いていないことがままあります。書籍や他人の話などで知識を知っただけでは上達しません。大事なことは「身に着ける」という練習です。結局は、とことん練習を重ね、さらに駄目なところを指摘されて、ようやく会得できるのです。

 以下は【第1回目】として記述したものです。

 という感じですね。これを全6回やります。

 ↓は最後の課題として提出して頂いた文面の一部です。当初より「載せます」とお話していました。

 以上です。

 尚、「3ヶ月かつ有料で」の「有料」部分は私からは提示していません。希望者がおられましたら、これまでの出来事と意気込みを記述の上、私に求める労力と時間を考慮して額面をお伝え下さい。余程のことがない限り、私は断りません(※非常識なものはメールの返信自体しません)。今は時間があるので、要望があれば応じたいと考えています。これまでのお付き合いの中でも、世の中には本当に切実な人もおられるということを知りましたので。


◇ 連絡先:makabe0530@gmail.com

◇ 金融マガジン:http://www.nikos.co.jp/mlmg.pdf

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