アビスパ福岡2020シーズンは終わったのか。
Jリーグが再開して2試合。第3節が終了して、うまくいっているチーム、うまくいっていないチームが出てきました。
我がアビスパ福岡は、1勝1敗1分。
勝ち→引き分け→負けと流れとしては、良くない状況で、すでに悲観的な意見も出てきています。(はやっ!)
さて、果たして、アビスパ福岡は昇格が程遠くなったのでしょうか?
過去、上位6位になったチームが、そのシーズンの第3節でどんな順位だったのか。調べてみると、結構勇気をもらったので、まとめてみました。
2019
昨シーズン、上位になったチームで3節までに、6位以内にはいったのは、3チーム。
自動昇格した横浜FCはなんと17位、徳島ヴォルティスは14位とともに1勝しかしていません。特に横浜FCは夏の移籍で、中村、皆川を獲得。監督も更迭し、一気に生まれ変わって、2位でフィニッシュしましたね。
ちなみに、アビスパ福岡は、第3節時点、1勝もできていなくて最下位でした。
2018
2018年は第3節まで勝ちのない、松本山雅FCが最終的に優勝で昇格。
2位の大分トリニータも、1勝しかできてなく、9位でした。
アビスパ福岡は2勝1分の負けなしで6位でした。勝たなければいけない試合で勝ちきれなかったシーズンでした。
2017
2017年は降格した湘南ベルマーレがJ1のときの戦力そのままのチームの完成度で圧倒的に勝ったシーズンでした。2席目を最後の最後まであらそう団子状態。
結果的に、第3節では11位のV・ファーレン長崎が2位、12位の名古屋グランパスが12位。アビスパ福岡は終盤取りこぼして4位フィニッシュ。プレーオフでも勝ちきれずにJ2残留したシーズンでした。
冨安選手がこのとき福岡にいたってのが、またびっくり。
2015
2015年はアビスパ福岡がプレーオフを制して昇格したシーズンでしたが、第3節までは3連敗で勝点0でした。井原監督は4節からプレースタイルを変更し、そこから守って守ってカウンターのウノゼロアビスパが成功。
地道に勝点を積み重ね、終盤には攻撃力が爆発して、3位フィニッシュした奇跡的なシーズンになりました。
結論
こうしてみると、現時点下がり調子だとしても、まだダメといえる状態ではないってことがわかりますね。
ポジティブポイント
・全試合で得点できている
・失点0の試合がある
・90分とはいかないがやりたいサッカーを見せれている
・夏移籍市場はこれから
ネガティブポイント
・圧倒的なFWへの対処に難あり
・既存の選手のプレーの質にムラがある
・スタメンとそうでない選手のスキルの差
・過去に例のない過密日程
アビスパ福岡はこの3節で良い面と悪い面がくっきりはっきり見えてきました。この時期下手に勝ち続けると潜在的な課題を見落としたり、負けが先行していると目先の修正をやらないといけないなど、シーズンを通しての修正ができないということもあります。
そう考えると、今見えている課題(ネガティブポイント)をしっかり、修正していくことで、まだまだ上昇できる。
ぼくらサポーターは応援するしかないのですが、長谷部監督を信じていきましょう。
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